背中を痛めてから頭痛が止まらない?実は「首だけの問題ではない」こともあります

背中を痛めてから頭痛が止まらない。実は「首だけの問題ではないこともある」

「最近ずっと頭痛が続いているんです」

来院されたのは
40代男性の方でした。

詳しく話を聞くと、きっかけは意外なものでした。

「実はその前に、背中を痛めたんです」

それからというもの

  • 頭痛が続く
  • 首が張る
  • こめかみが痛い

という状態が続いているとのことでした。


頭痛の原因は首だけとは限らない

頭痛というと多くの人が

「首こりが原因」

と思います。

もちろんそれもあります。

首の筋肉が硬くなると
血流が悪くなり

緊張型頭痛

と呼ばれる頭痛が起こることがあります。

しかし体を詳しく見ていくと
この方の場合は少し違いました。


背中を痛めたことで体のバランスが崩れていた

体を確認すると

  • 骨盤が強く前傾
  • 背中の筋肉が過緊張
  • 首の可動域が低下

していました。

つまり

背中を痛めたことで姿勢バランスが崩れていた

のです。

人の体は

  • 背骨
  • 骨盤

すべてがつながっています。

そのため

背中のトラブルが首や頭に影響することは珍しくありません。


側頭筋の緊張も強く出ていた

もう一つ特徴的だったのは

側頭筋の硬さ

でした。

側頭筋とは

こめかみにある
噛む筋肉です。

この筋肉が硬くなると

  • こめかみの頭痛
  • 目の奥の重さ
  • 頭の締め付け感

が出やすくなります。

特に

ストレスが多い人ほど硬くなりやすい筋肉です。


ストレスとディープフロントライン

さらに体を見ていくと

ディープフロントライン

と呼ばれる筋膜ラインの緊張も強く出ていました。

これは体の深い部分を通るラインで

  • 横隔膜
  • 腸腰筋
  • 内転筋
  • 首の深層筋

などがつながっています。

ストレスが強いと

呼吸が浅くなり
横隔膜が硬くなります。

すると

このライン全体が緊張し

首の深い筋肉まで硬くなり
頭痛が出やすくなる

ことがあります。


背中から頭につながる「膀胱線」

東洋医学の視点では

背中には

膀胱経(ぼうこうけい)

という経絡が通っています。

このラインは





背中



までつながっています。

そのため

背中を痛めると頭痛が出る

ケースもあります。

実際この方も

背中の筋肉の緊張が
かなり強く残っていました。


頭痛の原因は一つではない

今回のケースでは

  • 背中の痛み
  • 骨盤前傾
  • 側頭筋の緊張
  • ディープフロントラインの緊張
  • 膀胱線の影響

こうしたものが重なっていました。

つまり

頭だけの問題ではなかった

のです。


頭痛を改善するために大切なこと

頭痛が続く人ほど

「頭」や「首」ばかり気にします。

しかし実際には

  • 背中
  • 骨盤
  • 呼吸
  • 筋膜ライン

など

体全体のバランス

が関係していることが多いです。

頭痛がなかなか治らない場合は

首だけではなく体全体を見直すこと

も大切です。


体はすべてつながっている

体は

首だけ
背中だけ

というふうに
バラバラには動いていません。

今回のように

背中の痛みから頭痛が起こる

こともあります。

もし

  • 頭痛が続いている
  • 首を治療しても改善しない
  • 背中を痛めたあとから頭痛が出た

そんな場合は

体全体のバランス

を見直してみるのも
一つの方法かもしれません。


 

つつじが岡整骨院・鍼灸院