春の夕方になると不安が強くなる理由
春の夕方になると不安が強くなる理由
産後・育児中の不調は「心の弱さ」ではありません
「夕方になると理由もなく不安になる」
「日が落ち始めると胸がざわざわする」
「赤ちゃんの泣き声が昼より何倍もつらく感じる」
このような相談は、産後のお母さんからよく聞く症状です。
しかし多くの方はこう思ってしまいます。
・自分が弱いから
・気持ちの問題
・母親として失格なのではないか
ですが実際には、こうした夕方の不調の多くは
身体の仕組みが原因で起きている反応です。
特に次の条件が重なると、夕方は1日の中で最も自律神経が乱れやすくなります。
・産後
・睡眠不足
・ワンオペ育児
・日照の変化が大きい季節(春)
今回は、なぜ夕方に不安や落ち込みが強くなるのかを、身体の仕組みから解説します。
春は「自律神経が乱れやすい季節」
春は一見、過ごしやすい季節に思えます。
しかし身体の仕組みから見ると、実は
自律神経が最も不安定になりやすい時期です。
春は次のような変化が一気に起こります。
・気温差が大きい
・日照時間の変化
・生活リズムの変化
・気圧の変動
これらに身体が適応しようとするため、
自律神経は常にフル稼働になります。
産後の身体はもともと回復途中のため、この負荷に対応しきれず
・不安感
・動悸
・イライラ
・気分の落ち込み
といった症状が出やすくなります。
夕方になると不安が強くなる理由
① セロトニンの低下
気分の安定に関わる神経伝達物質に
セロトニンがあります。
セロトニンは
・気持ちを落ち着かせる
・不安を抑える
・睡眠リズムを整える
という役割を持っています。
しかしセロトニンは
日光を浴びることで作られる物質です。
産後は
・外出が少ない
・赤ちゃん中心の生活
・睡眠不足
このような生活になりやすいため、セロトニンが不足しやすい状態になります。
その結果、夕方になると
・気持ちが沈む
・不安が強くなる
・涙が出る
といった症状が出やすくなります。
② 夕方は「身体のエネルギーが切れる時間」
夕方は、1日の疲労がピークに達する時間です。
産後の生活では
・抱っこ
・授乳
・家事
・寝不足
など、体力を消耗する行動が続きます。
身体はもう疲れているのに
「まだ頑張らなきゃ」
と無理を続けてしまう。
すると自律神経は
交感神経(緊張モード)
が働き続けます。
その結果
・動悸
・息苦しさ
・焦り
・不安感
が出やすくなります。
③ 血糖値の低下
産後はエネルギー消費が非常に大きくなります。
特に授乳中は
1日500kcal以上
エネルギーを消費すると言われています。
夕方になると
・昼食から時間が空く
・疲労が蓄積
・血糖値が低下
この状態が重なることで
・不安
・イライラ
・焦燥感
が強くなります。
これは精神的な問題ではなく、
身体のエネルギー不足による反応です。
こんな症状がある場合
次のような状態が続く場合、
自律神経の乱れや産後うつのサインの可能性があります。
・夕方になると涙が出る
・理由のない不安がある
・赤ちゃんの泣き声に強いストレスを感じる
・音や刺激に過敏になる
・寝ても疲れが取れない
・自分を責めてしまう
こうした症状は
「甘え」
「気合い不足」
ではありません。
身体と心が休息を求めているサインです。
春の夕方を乗り切るセルフケア
① 午後に光を浴びる
15〜16時頃に
・ベランダに出る
・窓際で日光を浴びる
これだけでもセロトニンの分泌が促されます。
② 夕方前に軽く間食
おすすめは
・バナナ
・ヨーグルト
・チーズ
・ナッツ
タンパク質と少量の糖質を摂ることで、血糖値の急降下を防ぎます。
③ 夕方は「頑張らない時間」
夕方は一日の中で最も疲れている時間です。
この時間は
・家事を減らす
・料理を簡単にする
・完璧を求めない
60%できれば十分です。
④ 体を冷やさない
自律神経は冷えに弱い特徴があります。
特に
・足首
・腰
・お腹
を温めると、不安感が軽くなることがあります。
最後に
春の夕方に不安が強くなるのは、
あなたの性格の問題ではありません。
身体が環境の変化に対応しようとしているだけです。
産後は、
心も身体も回復途中の時期です。
無理をせず、
頼れる人には頼りながら過ごしてください。
あなたは、もう十分頑張っています。
必要ならこのあと続けて



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