「テーマパークの仕事を続けたい」60代女性の頚椎症×五十肩がバックアームラインのアプローチで改善した話|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院
「テーマパークの仕事を続けたい」60代女性の頚椎症×五十肩がバックアームラインのアプローチで改善した話|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院
|つつじが岡整骨院 院長 岩永大
「五十肩と頚椎症が重なってどちらが原因かわからない」「整形外科で五十肩と言われたが湿布と痛み止めしか処方されない」「大好きな仕事を続けたいが肩の痛みで限界が近い」――こうした悩みを抱えた方が当院に来院されました。
今回は、大型テーマパークで長年働く60代女性の患者様の「頚椎症×五十肩」がバックアームライン(筋膜ライン)へのアプローチで改善した事例をご紹介します。
※この記事について
この記事は当院の施術事例をもとにスタッフが再構成したものです。個人を特定する情報は変更しています。症状の改善には個人差があります。すべての方に同様の効果を保証するものではありません。五十肩・頚椎症が疑われる症状がある場合は必ず整形外科での診断を最優先としてください。
事例:60代女性・大型テーマパーク勤務「仕事を続けたいが肩と首の痛みで限界だった」
来院前の状態
Cさん(60代・大型テーマパーク勤務)は10年以上前から頚椎症と診断されていました。整形外科でのMRI検査で頸椎の変性が確認されており、首の痛み・肩こり・腕のだるさが慢性的に続いていました。
長年テーマパークで接客・案内業務を続けてきたCさんにとって、仕事はかけがいのないものでした。「お客様が笑顔になる瞬間が好きで、この仕事を続けたい」という思いがある中で、ある時期から利き手側の肩に新たな痛みが加わり始めました。
「腕が上がらなくなってきた」「夜に肩の痛みで目が覚める」「着替えが一人でできなくなってきた」――整形外科を受診したところ、頚椎症に加えて五十肩(肩関節周囲炎)の診断を受けました。
湿布と痛み止めを処方されましたが「年齢的に仕方がない」「自然に治るまで待つしかない」と言われ、仕事を続けることへの不安を抱えてご来院されました。
来院時のカウンセリング・姿勢チェックで確認されたこと
初診時のカウンセリングと姿勢チェックで次の状態が確認されました。
骨盤の大きな後傾・猫背の定着が確認されました。長年の接客業務で前傾姿勢が定着しており、骨盤後傾→猫背→巻き肩→頭が前に出た姿勢が固定化していました。
**右の肩甲骨の著しい外側への開き(翼状肩甲)**も確認されました。肩甲骨が正しい位置から外れた状態が長期間続いていたことで、肩関節への負荷が慢性的に蓄積されていました。
バックアームライン全体の著しい硬直も確認されました。僧帽筋(首・肩まわり)→三角筋→上腕三頭筋→前腕伸筋群というラインが全体的に硬直していました。頚椎症による慢性的な首まわりへの圧迫が上流から下流まで連続的な張力の異常を作り出していたと考えられました。
「五十肩の肩関節そのものへのアプローチと同時に、頚椎症から続くバックアームライン全体の硬直という根本原因へのアプローチが必要だと思います」とお伝えしたところ「首と肩がそんなにつながっているとは思いませんでした」と驚かれていました。
施術の流れと変化
1〜3回目:骨盤矯正と肩甲骨まわりのアプローチ開始
急性期の炎症がある状態での直接的な五十肩への強いアプローチは避け、まず骨盤矯正で全身のアライメントを整えることから始めました。肩甲骨まわりの筋膜を丁寧にほぐすことで「肩まわりが少し軽くなった気がする」という変化を感じていただきました。
4〜7回目:バックアームラインへの筋膜アプローチ開始
骨盤矯正で全身のアライメントが整ってきたところで、バックアームライン(僧帽筋→三角筋→上腕三頭筋→前腕伸筋群)に沿った連続した筋膜リリースを開始しました。頚椎症で硬直していた首まわりの深部筋にアプローチしたところ「首の奥がじわっとほぐれる感じがする」という変化を初めて感じていただきました。
8〜12回目:肩の可動域が変化し始める
「以前より腕が上がりやすくなってきた」「夜中に目が覚める回数が減った」というご報告をいただきました。着替えのときの腕の動きに「少し楽になった」という変化が出てきていました。
3か月後:仕事復帰の可能性が見えてきた
「先生に診てもらいながら、仕事も続けられています。完全ではありませんが、以前より肩が上がるようになって着替えも一人でできるようになりました」というご報告をいただきました。頚椎症の症状(首の痛み・腕のだるさ)も以前より楽になったとのことでした。
この事例から見えてくること
頚椎症×五十肩の組み合わせは局所だけのアプローチでは改善しにくいとして整形外科での肩への局所的なアプローチだけでは、頚椎症から続くバックアームライン全体の硬直という根本原因に届いていませんでした。
バックアームラインという「連続した筋膜のライン」へのアプローチが有効だった可能性として五十肩の肩関節そのものへのアプローチと並行して、頚椎症で硬直した上流(首まわり)から下流(前腕)までのバックアームライン全体の張力を整えたことが改善につながったと考えられます。
「大好きな仕事を続けたい」という強い意志が回復を後押ししたこととしてCさんが施術と自宅でのセルフケアを丁寧に継続されたことも改善への大きな力になりました。
まとめ:頚椎症×五十肩の複合症状は「バックアームライン×骨盤矯正」からのアプローチで改善の可能性があります
「頚椎症があるから五十肩もなかなか治らない」と諦めている方へ。バックアームラインという筋膜ラインへのアプローチと骨盤矯正を組み合わせることで、複合症状の改善につながる可能性があります。
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