「痛い場所」と「原因の場所」は同じ?関連痛というメカニズムを解説|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院

「肩をずっと揉んでもらっているのに全然改善しない」「痛いところをマッサージしてもらったのに効果を感じられなかった」「実は原因が別の場所にあると聞いて驚いた」――こうした悩みをお持ちの仙台市内の方が非常に多くいらっしゃいます。

「痛みの原因となる部分」と「患者さんが実際に痛みを感じている部分」が異なることがあります。これを「関連痛」と呼びます。今回はつつじが岡整骨院が、痛い場所と原因の場所が必ずしも一致しない「関連痛」というメカニズムについて解説します。

「痛い場所」=「悪い場所」とは限らない

多くの方は、痛みを感じている場所そのものに原因があると考えがちです。腰が痛ければ腰に、肩が痛ければ肩に問題があるはずだと。しかし実際には、痛みを感じている場所と、その痛みを引き起こしている根本的な原因の場所が、体の別の部位にあるケースが少なくありません。

以前の記事でもお伝えした通り、坐骨神経痛では、実際に痛みを感じている場所(症状の出ている場所)と、原因となっているトリガーポイント(原因の場所)が必ずしも一致しないことをお伝えしました。これは坐骨神経痛に限らず、体の痛み全般に当てはまる、非常に重要な考え方です。

トリガーポイントとは何か

痛みの原因となる場所は「トリガーポイント」と呼ばれる、筋肉内の過敏になったポイントであることが多いとされています。トリガーポイントは、「関連痛」を引き起こすことがあります。つまり、「痛みの原因となる部分」と「患者さんが実際に痛みを感じている部分」が異なるのです。

このトリガーポイントが刺激されると、そこから離れた特定の場所に痛みやしびれといった症状が「投影」されるように現れることがあると考えられています。

関連痛が起こる仕組み:まだ完全には解明されていません

関連痛のメカニズムとしては、「収束―投射説」や「サイレント・シナプス説」などが提唱されていますが、まだ正確にはわかっていません。筋膜の連鎖も関連していると考えられています。

「収束-投射説」を簡単に説明すると、内臓や筋肉など体の様々な部位からの痛みの信号が、脊髄という一つの経路に集約(収束)されて脳に伝わるため、脳が「どこが痛いのか」を正確に区別できず、実際とは違う場所の痛みとして誤って認識してしまう、という考え方です。

以前の記事でもお伝えした内臓体性反射(内臓の不調が腰や背中の痛みとして現れる現象)も、この関連痛という大きな枠組みの中の一つの現象だと考えられます。

放置すると「症状の連鎖」が起こることも

トリガーポイントは、症状の連鎖を引き起こす点にも特徴があります。トリガーポイントを治療せずに放置すると、筋膜が連続しているその他の部分にも緊張が生じて新たなトリガーポイントを生み、症状を複雑にし、長引かせることがあります。

この連鎖を防ぐために、早期にトリガーポイントの治療を行うことが重要だとされています。以前の記事でもお伝えした通り、痛みの慢性化には中枢性感作という脳・神経の変化も関わっていますが、トリガーポイントの連鎖という現象も、痛みが複雑化・長期化していく一因になっていると考えられます。

なぜ「痛い場所」だけをマッサージしても改善しないことがあるのか

以前の記事でもお伝えした通り、マッサージしても腰痛が戻る理由の一つとして、痛みが出ている場所だけを対症療法的にほぐしても、その根本原因にアプローチできていないことをお伝えしました。関連痛という視点で見ると、この「根本原因」が、痛みを感じている場所とは全く違う部位に存在している可能性があるということです。

「痛いところを揉んでも良くならない」という経験がある方は、まさにこの関連痛・トリガーポイントの連鎖が背景にある可能性が考えられます。

代表的な関連痛の例

首・肩のトリガーポイントから頭痛が引き起こされることは、以前の記事でもお伝えした緊張型頭痛の仕組みとも重なります。また、股関節・お尻のトリガーポイントから太もも・膝への痛みが放散することも、関連痛の一例として考えられます。

骨盤の歪みが「関連痛の起点」になっていることも

以前の記事でもお伝えした通り、骨盤の歪みは全身の様々な部位に負担を波及させます。骨盤という体の土台に生じた問題が、離れた場所(首、肩、膝など)の痛みという形で「投影」されている可能性も、この関連痛という視点から考えることができます。

痛い場所と原因の場所チェックリスト

・痛い場所をマッサージしても改善を感じにくい
・痛みが体の複数の場所に広がってきている
・症状が出ている部位と、負担がかかっていそうな部位が違う気がする
・骨盤の歪みや姿勢の悪さが気になる
・慢性的に同じ痛みを繰り返している

つつじが岡整骨院のアプローチ

ボキボキする矯正は行いません。体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご来院ください。

丁寧なカウンセリング・触診で、痛みの場所だけでなく、その原因となっている部位を見極めた上で、骨盤矯正で根本原因にアプローチします。次回は、この関連痛という視点が骨盤矯正とどう結びつくのかを詳しく解説します。

まとめ:痛い場所と原因の場所は、必ずしも同じではありません

「痛い場所」と「原因の場所」が異なる関連痛という現象は、まだ完全には解明されていないものの、体の痛みを理解する上で非常に重要な視点です。痛みが出ている場所だけを見るのではなく、体全体のつながりという視点を持つことが、根本的な改善への近道です。

つつじが岡整骨院は榴ヶ岡駅から徒歩5分・夜21時まで受付しています。

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