背中に手が届くようになるストレッチ|結帯動作を改善する3ステップと骨盤矯正の組み合わせ|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院
「背中に手が届かない原因はわかったが、具体的にどう改善すればいいの?」「エプロンの紐を結べるようになりたい」――前回の記事で背中に手が届かない理由についてお伝えしましたが、今回はつつじが岡整骨院が、結帯動作を改善するための具体的なストレッチと骨盤矯正の組み合わせを解説します。
まず確認:強い痛みがある急性期は無理をしない
五十肩・四十肩で後ろに手を回すと痛い、背中に手が回らないとお悩みの方は多くいらっしゃいます。激しい自発痛がある時期は安静が第一ですが、動きが悪くなっている時期であれば、肩甲骨ケアが有効とされています。強い痛みがある急性期は、無理にストレッチを行わず、まず安静を優先してください。
ステップ①:肩甲骨の下方回旋を促すストレッチ
肩甲骨の下方回旋の制限は、僧帽筋上部線維の機能に関わります。片方の腕を後内側へ引っ張るように伸展・内転させていきます。痛みが強い場合は手首を持ったり、体の前方で行いましょう。僧帽筋上部線維・棘下筋のストレッチとして行われる方法です。
無理に背中まで回そうとせず、心地よい伸び感がある範囲で、ゆっくりと行うことがポイントです。
ステップ②:手の甲を腰に当てるストレッチ
手の甲を腰に当て、体を前へ倒しながら肘を前方へ突き出すようにしてストレッチを行います。棘上筋・棘下筋・菱形筋群のストレッチとして有効とされています。肩の後方から肩甲骨まわりの筋肉をやさしく伸ばすことができます。
ステップ③:胸を開くストレッチ(大胸筋・小胸筋のケア)
以前の記事でもご紹介した胸を開くストレッチは、結帯動作の改善にも重要です。壁の横に立ち片腕を肩の高さで壁につけてゆっくり体を前に向けます。胸の前側がじわっと伸びる感覚で15秒キープしましょう。デスクワークで硬くなりがちな大胸筋・小胸筋をほぐすことで、肩甲骨が動きやすい土台を作ります。
ステップ④:肩甲骨まわし
以前の記事でもご紹介した肩甲骨まわし(両手の指先を肩に乗せて肘で大きな円を描く運動)を、前後各10回行いましょう。肩甲骨の可動性を全体的に高めることで、結帯動作に必要な下方回旋・上方回旋の両方の動きをサポートします。
タオルを使った結帯動作の練習
タオルの両端を、片方の手を肩の上から、もう片方の手を腰の後ろから持ちます。無理のない範囲で、上下にゆっくりとタオルを引き合うように動かします。左右の手が徐々に近づけるように、少しずつ練習していきましょう。急に距離を縮めようとせず、痛みのない範囲で少しずつ進めることが大切です。
3ステップでのアプローチ方法
まずはプロの力を借りてベースを整え、正しいケアを積み重ねていくことが推奨されています。ステップ①として、まず胸まわり(大胸筋・小胸筋)の硬さをストレッチでほぐします。ステップ②として、肩甲骨まわしで肩甲骨全体の可動性を高めます。ステップ③として、タオルを使った結帯動作の練習で、実際の動きの中で徐々に可動域を広げていきます。
この順序で段階的に取り組むことが、無理なく結帯動作を改善していくポイントです。
猫背・姿勢との関係を忘れずに
以前の記事でもお伝えした通り、猫背が定着すると肩甲骨が外側に開いて前方に押し出され、巻き肩が進行します。この姿勢の崩れが、結帯動作の制限の根本にある可能性があります。肩まわりのストレッチだけでなく、姿勢そのものを見直すことが、より根本的な改善につながります。
骨盤矯正が結帯動作の改善に役立つ理由
肩・肩甲骨まわりのストレッチに加えて、骨盤という体の土台を整えることが、より根本的な改善につながると考えられます。
以前の記事でもお伝えした通り、猫背・巻き肩の根本には骨盤の後傾があります。骨盤が歪んだままでは、どれだけ肩甲骨まわりをほぐしても、姿勢は元の巻き肩に戻ろうとする力が働き続けます。骨盤矯正で全身の姿勢バランスを整えることは、肩甲骨が正しく動きやすい土台を作り、結帯動作の改善をサポートすると考えられます。
結帯動作改善ストレッチまとめ表
| ストレッチ | 目安 | 目的 |
|---|---|---|
| 肩甲骨下方回旋ストレッチ | 無理のない範囲で | 僧帽筋上部線維をほぐす |
| 手の甲を腰に当てるストレッチ | 無理のない範囲で | 棘上筋・棘下筋・菱形筋群をほぐす |
| 胸を開くストレッチ | 左右各15秒 | 大胸筋・小胸筋の硬さを緩める |
| 肩甲骨まわし | 前後各10回 | 肩甲骨の可動性向上 |
| タオル結帯練習 | 無理のない範囲で | 実際の動きでの可動域拡大 |
結帯動作改善チェックリスト
- 急性期の強い痛みがないことを確認しているか
- 胸を開くストレッチ・肩甲骨まわしを取り入れているか
- タオルを使った練習を無理なく進めているか
- 猫背・巻き肩など姿勢全体も見直しているか
- 骨盤の状態を見直したことがあるか
つつじが岡整骨院のアプローチ
ボキボキする矯正は行いません。 体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご来院ください。
骨盤矯正で結帯動作の制限の根本にある猫背・巻き肩を整えます。肩甲骨・胸まわりのやさしいアプローチで可動域改善をサポートします。強い痛みがある場合・半年以上改善しない場合は整形外科への受診もご案内します。
まとめ:背中に手が届くようになるには「段階的なストレッチ×骨盤矯正」が鍵です
結帯動作の改善には、胸まわりのストレッチ・肩甲骨まわし・タオルを使った練習という段階的なアプローチが有効です。それに加えて骨盤という体の土台を整えることで、より根本的な改善が期待できます。無理をせず、少しずつ取り組んでみてください。
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