正しい姿勢をしているのに疲れる理由|インナーマッスルと「体が覚えた姿勢」のズレを解説|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院
「意識して背筋を伸ばしているのに、かえって疲れてしまう」「正しい姿勢のはずなのに長続きしない」「頑張って良い姿勢を保とうとするほど疲労する」――こうした悩みをお持ちの仙台市内の方が非常に多くいらっしゃいます。
正しい姿勢をとると疲れるのは、悪い姿勢への慣れ・インナーマッスルの衰えが原因です。今回はつつじが岡整骨院が、正しい姿勢をしているのに疲れてしまう理由を解説します。
「意志が弱いから」ではないという大切な視点
まず最初にお伝えしたいことがあります。正しい姿勢をとろうとすると体が違和感を覚え、余計な力が入って疲れやすくなります。これは意志の弱さや努力不足ではありません。疲れるのは、悪い姿勢のクセが体に深く根付いているサインでもあります。
「自分は根性がないから続かない」と自分を責めてしまう方が多いのですが、これは体の構造的な問題であり、気持ちの問題ではないということをまず理解しておくことが大切です。
理由①:インナーマッスルの衰えとアウターマッスルの「代役」
正しい姿勢を保つには、背骨や骨盤を内側から支えるインナーマッスルが欠かせません。しかし、悪い姿勢が続くとこの筋肉が使われなくなり、徐々に衰えていきます。
姿勢を保つための筋肉が弱い状態で背筋を伸ばそうとすると、アウターマッスル(表層の筋肉)が代わりに頑張ろうとして、すぐに疲れてしまいます。これが「正しい姿勢をとると疲れる」原因のひとつです。
本来、姿勢の維持は体の深部にあるインナーマッスル(腹横筋・多裂筋など)が担うべき役割です。しかしこの筋肉が弱くなっていると、代わりに表層の大きな筋肉が姿勢を支えようと過剰に働き、これが疲労として自覚されやすくなります。
理由②:長年の姿勢が「体にとって楽な姿勢」として定着している
長年続けてきた猫背や反り腰は、体にとって「楽な姿勢」として定着してしまっています。そのため、正しい姿勢をとろうとすると体が違和感を覚え、余計な力が入って疲れやすくなります。
間違った姿勢を身体が憶えてしまい、正しい姿勢をとった時に普段と違う方向に筋肉が引っ張られるのでつらくなるんです。正しい姿勢と間違った姿勢で、同じ時間を過ごすのでは身体へのつらさは大きな差があります。
つまり、体にとっての「デフォルト(初期設定)」が猫背・反り腰になってしまっている状態では、本来の正しい姿勢の方が「異常な状態」として扱われ、それを維持しようとすること自体が体への負担になってしまうのです。
理由③:「正しい姿勢」自体を誤解しているケース
見落とされがちな重要なポイントがあります。「正しい姿勢=胸を張って背筋ピン」と思い込み、過度に胸を張る・腰を反らせることで、かえって反り腰になり腰や背中に過剰な負担がかかります。
本来の正しい姿勢は「自然なS字カーブを保ち、力を入れて作るのではなく、自然に安定する位置」です。理想の姿勢は力を入れて作るものではありません。呼吸が楽で、肩や腰に余計な力が入っていないかを確認しましょう。
「頑張って姿勢を正そう」とするあまり、必要以上に力んだ姿勢を「正しい姿勢」だと勘違いしてしまっているケースも、疲れの原因になっていると考えられます。
正しい姿勢とは本来どういう状態か
正しい姿勢とは、「立っていても座っていても背骨のS字カーブが保たれている状態」です。人間は2本脚で歩く際に上半身のバランスを取れるよう、背骨が緩やかな「S字」の曲線を描いています。
正しい姿勢は、背骨と骨盤の骨格で頭、上半身を支えている状態です。頭の位置が背骨から垂直に支えられた状態で身体への負担が少ないです。逆に、猫背は骨盤が後ろに倒れバランスをとろうとして、頭、肩が前にでて重たい頭を長時間支えると首、肩に負担がかかります。
骨盤の状態がすべての土台になっている理由
ここまでの3つの理由に共通しているのが、骨盤という体の土台の状態です。骨盤が正しい位置にあれば、その上に乗る背骨は自然にS字カーブを描き、頭は無理なく支えられます。この状態では、インナーマッスルも力みなく働きやすくなります。
しかし骨盤が歪んで後傾・前傾している場合、その上にどれだけ「意識して」正しい姿勢を作ろうとしても、土台がずれているため、常に不自然な力み・代償動作が必要になってしまいます。以前の記事でもお伝えした通り、骨盤が歪んだ状態で「意識的に良い姿勢を保つ」ことには、かなりの労力が必要になるのです。
「正しい姿勢で疲れる」チェックリスト
- 背筋を伸ばそうとすると余計な力みを感じる
- 猫背・反り腰が長年の癖になっている
- 「正しい姿勢=胸を張ること」だと思っている
- 意識すればするほど肩・腰に負担を感じる
- 骨盤の歪みや姿勢の悪さが気になる
つつじが岡整骨院のアプローチ
ボキボキする矯正は行いません。 体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご来院ください。
骨盤矯正で正しい姿勢が「力まず自然に」保てる体の土台を整えます。次回は疲れずに正しい姿勢を保つための具体的なストレッチ・筋トレを解説します。
まとめ:正しい姿勢で疲れるのは「体の土台のズレ」が原因です
正しい姿勢をしているのに疲れるのは、意志の弱さではなく、インナーマッスルの衰え・長年の姿勢の定着・そして骨盤という土台のズレが原因です。まずこの仕組みを理解することが、無理なく正しい姿勢を身につける第一歩になります。
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