介護職の腰痛はなぜ多い?移乗介助での負担と骨盤矯正でのケア

「介護の仕事をしているが腰痛が慢性化している」「移乗介助のたびに腰に負担を感じる」「腰痛があっても介護の仕事は続けるしかないと諦めている」――こうした悩みをお持ちの仙台市内の介護職の方が非常に多くいらっしゃいます。

「腰痛になるのは仕方がない」「腰痛を抱えて介護職は続けられない」と諦めている方も多いのではないでしょうか。今回はつつじが岡整骨院が、介護職に腰痛が多い理由と骨盤矯正でのケアを解説します。


介護職に腰痛が多い理由:5つの負担動作

利用者の体重支持や体位の保持を伴う介助動作は、腰部の曲げ(屈曲)とひねり(回旋)、前後左右の重心移動が同時に起きやすく、腰椎・骨盤周囲の筋群に過負荷をもたらします。

介護職の仕事内容のうち、特に腰痛が起こりやすい作業は次の5つです。入浴介助・移乗介助・トイレ介助・おむつ交換・体位交換です。

図のような姿勢で抱え上げての移乗介助および座り直しの介助は、一人で介助するときに最も腰痛発生が多かった方法とされています。

ベッドから車椅子、車椅子からトイレへの移乗、ベッド上での体位変換で、介助者が腕力中心で抱え上げたり、利用者の腋下を持ち上げるような方法をとると、腰椎に剪断力が集中します。重心が自分から遠い位置での引き上げ、片脚重心のままねじる動作は椎間板内圧を高め、椎間関節や仙腸関節のストレスも増大します。


なぜ腰をひねる動作が特に負担なのか

とくに食事をサポートするとき、介護される方の隣に座って身体を向けるため腰をひねる姿勢が多くなります。このほかにも移乗介助、入浴介助でも腰をひねる動作が多く、腰に負担がかかります。

腰をひねる動作は椎間板・椎間関節への負担が特に大きい動作です。骨盤が歪んでいる方は、もともと腰椎への偏荷重が慢性的に続いているため、このひねる動作でさらに大きな負担がかかりやすくなります。


微小な損傷の蓄積が慢性化を招く

さまざまな現場で繰り返されるため、微小な損傷が蓄積し慢性化しやすいことが特徴です。

介護の現場では、一回の動作で急激な痛みが出るのではなく、抱え上げ・ひねり・中腰姿勢を毎日何十回も繰り返すことで、腰まわりに微小な損傷が積み重なっていきます。この積み重ねが、ある日突然のぎっくり腰や慢性的な腰痛として現れることが多いのです。


職場でできる負担軽減の工夫

前述したように、利用者さんの身体能力や福祉用具などを活用すれば、介護職員の腰痛を予防できます。介護を行うときのポイントは、部分的に力を入れずに身体全体を動かすことです。

福祉用具を活用することとして、スライディングボードやスライディングシートを利用し、利用者の自然な動きや残存能力を生かす介助を行えば、介護者の負担軽減につながります。

声かけ・手すりを活用することとして、声かけ、介護者の手、手すりやサイドレールなどを活用し、利用者が積極的に移乗に参加できるように工夫して介助を行います。

ベッドの高さを調整することとして、オムツ交換や移乗介助の際は、ベッドの高さを調節して、自分と利用者さんが正しい姿勢になるようにしましょう。

2人体制での対応として、介護度が高い利用者さんの移乗介助は2人体制で行うことも負担軽減につながります。


骨盤の歪みが介護職の腰痛に与える影響

骨盤が歪んで腰椎への偏荷重が慢性的に続いている状態では、介助動作での負担がさらに大きくなりやすくなります。逆に、骨盤を整えておくことで、日々の介助動作への耐性を高めることが期待できます。


介護職の腰痛チェックリスト

  • 移乗介助・入浴介助のたびに腰に負担を感じる
  • 腰をひねる動作が多い
  • 中腰・前かがみの姿勢が長時間続く
  • 慢性的な腰の重だるさがある
  • 「腰痛は仕方ない」と諦めている
  • 骨盤の歪みや姿勢の悪さが気になる

仕事終わりにできるセルフケア

**腸腰筋ストレッチ(毎日)**として、片膝立ちの姿勢で後ろ側の股関節前面を20秒伸ばします。中腰姿勢で硬直しやすい腸腰筋をほぐします。

**お尻のストレッチ(毎日)**として、仰向けで片膝を反対の膝の上に乗せてお尻の奥を30秒伸ばします。ひねる動作で負担のかかる梨状筋をほぐします。

**骨盤リセット(毎晩)**として、仰向けで膝を立てて膝倒しを左右10回繰り返します。日々蓄積する腰椎への偏荷重をリセットします。


つつじが岡整骨院のアプローチ

ボキボキする矯正は行いません。 体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご来院ください。

骨盤矯正で日々の介助動作で蓄積する腰椎への偏荷重の根本原因を整えます。日常生活のアドバイスとして仕事帰りにできるセルフケアを具体的にお伝えします。


まとめ:介護職の腰痛は「仕方ない」ではなく骨盤矯正でサポートできる可能性があります

介護職の腰痛は、移乗介助・ひねる動作という職業特有の負担が積み重なって起きています。福祉用具の活用と合わせて、骨盤という体の土台を整えることで、仕事を続けながら腰痛と向き合う選択肢が広がります。

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