車の運転が腰痛を引き起こす理由|AT車特有の「左右非対称姿勢」を解説|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院
「運転していると必ず腰が痛くなる」「長距離ドライブの後はいつも腰が重い」「AT車の運転姿勢が腰に悪いと聞いたが本当?」――こうした悩みをお持ちの仙台市内の方が非常に多くいらっしゃいます。
運転中、ドライバーは姿勢を変えることができないため、腰痛を引き起こしやすく、クルマ好きの運命ともいえます。今回はつつじが岡整骨院が、車の運転が腰痛を引き起こす理由を解説します。
運転中は「姿勢を変えられない」という根本的な問題
以前の記事でもお伝えした通り、長時間の同一姿勢は腰椎への負担を蓄積させます。運転という行為は、この「姿勢を変えられない」状態が長時間続く典型的な場面です。座っている時は立っている時の1.4倍の負担が椎間板にかかるとされており、渋滞や長距離移動ではこの負担が長時間続くことになります。
AT車特有の「左右非対称姿勢」という重要な問題
ここが、他の座位姿勢とは異なる、運転姿勢特有の重要なポイントです。AT車が広く普及したことにより、ドライバーは「左足」を使う必要が無くなりました。本来であれば運転中、左足でフットレストを踏んでいるのが正しい姿勢なのですが、AT車では膝を曲げることが多く運転中にフットレスト手前に足を置く楽な姿勢を取ってしまう人が多いのです。
アクセルおよびブレーキ操作のために右足は伸ばしますが、それに伴い身体は左側を向いていることにより前に出た右の腰がシートの背面から離れてしまいます。左右の腰に体重が均等にかからないため、腰痛の大きな要因となってしまうのです。
つまり、AT車の運転姿勢は「右足は使う・左足は使わない」という左右非対称な姿勢を長時間続けさせる、腰にとって非常に特殊な負荷のかかり方をしているのです。
曲がった左ひざが引き起こす影響
AT車では、稼働するのは右脚のみ。そして、運転時に作業することのなくなった左脚。その左脚は、本来右脚同様に膝を伸ばし、フットレストにしっかり足を着け、カラダのバランスを保つのが正しい運転姿勢です。とはいうものの、多くの運転手は楽な姿勢を求め、左脚は膝を曲げ、定まらないフリーポジションに置いてしまうのが一般的です。
AT車の場合、左足を曲げ過ぎないようにすることも大切です。曲げたほうが楽であるため、ついついやってしまいがちですが、膝を曲げていることで血流が妨げられてしまい、腰痛の原因になってしまうのです。
常に曲がった左ひざと伸びた状態の右ひざ。動かない左足と、常にアクセルとブレーキワークをしている右足。更にアームレスト付き乗用車の場合、左腕はアームレストでゆっくり休め、右腕だけの片手運転もありがちです。そうなると、足先から上半身まで、知らず知らずのうちに体が左右非対称な状態になっていきます。
職業ドライバーに見られる骨盤の歪み
長距離・長時間運転を強いられる職業ドライバーの骨盤をみると、多くの方の骨盤が左右で歪んでいるとのことです。
以前の記事でもお伝えした通り、骨盤の左右差は、いつも同じ側で荷物を持つ・足を組むといった日常の癖によって助長されますが、車の運転という行為そのものが、この左右差を作り出す強力な要因になり得るということです。毎日長時間運転をされる方ほど、この左右非対称な姿勢の蓄積リスクが高いと考えられます。
ランバーサポート(腰の支え)の欠如という問題
腰と背もたれの間にスキマができやすい(腰が支えられていない可能性)という状態も、運転時の腰痛の大きな要因です。長く座るほど、腰のS字カーブが崩れやすく、振動も積み重なって疲労が抜けにくくなります。
以前の記事でもお伝えした通り、椅子選びにおいてランバーサポートが背骨の自然なS字カーブを維持するための重要な機能であるのと同様に、車のシートにおいてもこの腰への支えの有無が、腰痛リスクを大きく左右します。
振動による疲労の蓄積
車の運転特有の要因として、走行中の振動も見逃せません。渋滞が多く、アクセル・ブレーキで体が固まりやすい状態も、腰まわりの筋肉の緊張を助長する要因になります。信号待ち・渋滞での停止と発進を繰り返す中で、無意識に腰・脚まわりの筋肉に力が入り続けることも、疲労蓄積の一因と考えられます。
運転による腰痛チェックリスト
- 長距離運転(2時間以上)が多い
- 通勤など短時間でも毎日運転する
- AT車で左足をフットレストに置いていない
- 腰と背もたれの間にスキマができやすい
- 渋滞が多く、体が固まりやすいと感じる
- 骨盤の歪みや左右差が気になる
つつじが岡整骨院のアプローチ
ボキボキする矯正は行いません。 体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご来院ください。
骨盤矯正で運転による左右非対称な姿勢の蓄積によって生じた骨盤の歪みにアプローチします。次回は具体的な正しい運転姿勢・対策方法をご紹介します。
まとめ:車の運転腰痛は「AT車特有の左右非対称姿勢」が大きな要因です
車の運転による腰痛は、単に長時間座ることだけでなく、AT車特有の「右足は使う・左足は使わない」という左右非対称な姿勢が大きく関わっています。まず自分の運転姿勢の癖を知ることが対策の第一歩です。
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