首と腰が一緒に痛くなるのは筋膜がつながっているから|スーパーフィシャルバックラインという仕組みを解説|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院

「首も腰も同時に痛むことが多い」「片方だけでなく両方一緒に不調が出るのはなぜだろう」「首と腰は離れているのに、何か関係があるのか気になっていた」――こうした悩みをお持ちの仙台市内の方が非常に多くいらっしゃいます。

スーパーフィシャル・バック・ライン(SBL)は、眼窩上隆起(額)から足趾の底面までの身体後面を繋いでいる筋肉や腱、靭帯、筋膜の繋がりです。今回はつつじが岡整骨院が、首と腰が一緒に痛くなる理由を「筋膜のつながり」という視点から解説します。

スーパーフィシャルバックライン(SBL)とは何か

SBLは、体の背面に沿って連続する筋膜のラインで、姿勢のサポートや後方の動作に重要な役割を果たします。足の裏から始まり、ふくらはぎ、ハムストリングス(太もも裏)、仙骨、脊柱起立筋、肩甲骨周囲の筋膜、後頭部に至るまで連続しています。このラインは背面全体を覆い、体の後方をサポートします。

具体的には、前頭骨(眉の上)から頭皮・前頭筋・帽状腱膜・後頭筋を経て後頭骨に至り、そこから後頭下筋群・脊柱起立筋・腰仙椎筋膜を通って仙骨へ、仙結節靭帯を経て坐骨結節へ、そしてハムストリングスから膝の後ろ、腓腹筋・アキレス腱を通って踵骨、最後に足底筋膜・短趾屈筋を経て足指の底面へと、一本の連続したラインとしてつながっています。

首と腰が「同時に」痛くなる仕組み

SBLは頭から足裏まで体の背面を一直線につなぐ重要な筋膜ラインです。このラインが硬くなることで、腰痛・猫背・反り腰・首こりなど、姿勢に関わる不調が起こりやすくなります。

このラインの上に、首の後ろ(後頭下筋群)と腰(脊柱起立筋・腰仙椎筋膜)の両方が含まれているという点が重要です。つまり、筋膜として一本につながっているため、ライン上のどこか一箇所に強い緊張が生じると、その張力がライン全体に伝わり、離れた場所である首と腰の両方に不調として現れやすいと考えられているのです。

デスクワークがSBL全体を引っ張る仕組み

デスクワークなどで背中が丸くなり脊柱起立筋が引っ張られると、その張力が頭部を通じて前頭部にまで伝わることがあるとされています。以前の記事でもお伝えした通り、猫背の姿勢は骨盤の後傾から始まりますが、この骨盤後傾によって脊柱起立筋という背骨に沿った筋肉に持続的な張力がかかると、SBLというライン全体にその影響が波及していくと考えられます。

長時間立ちっぱなし・座りっぱなしという生活は要注意

日常的に立っているだけでもSBLは働いており、特に「長時間立ちっぱなし」や「座りっぱなしの生活」では、このラインに過度な負担がかかりやすくなります。

以前の記事でもお伝えした立ち仕事・デスクワークによる腰痛の記事とも重なりますが、SBLという筋膜のラインという視点で見ると、これらの姿勢がなぜ首・腰・お尻・ふくらはぎといった複数の場所に同時に負担をかけるのかが、より理解しやすくなります。

足裏の硬さが首まで影響することも

足の裏にある足底筋膜は、ここが硬くなると、ふくらはぎや背中にも影響します。以前の記事でもお伝えした浮き指・足底のアーチの崩れも、このSBLというラインを通じて、遠く離れた首まわりの緊張にまで影響を及ぼす可能性があるという点は、非常に興味深い視点です。

膝の角度によってラインのつながり方が変わるという専門的な視点

SBLもSFL(体の前面のライン)と同じように、二つのラインの連結が見てとれる部分があります。腓腹筋(ふくらはぎ)とハムストリングス(もも裏)の連結部分です。膝を伸ばした状態では、大腿部後面と下腿部後面が連結して一本のラインになるとされています。

つまり、姿勢や動作によって、このラインのつながり方・張力の伝わり方が変化するという、非常に精巧な仕組みになっていると考えられています。

骨盤矯正がSBL全体のバランスに関わる理由

以前の記事でもお伝えした通り、骨盤・仙骨は、このSBLというラインが通過する重要な中継地点です。骨盤の傾きに影響しやすく、長時間のデスクワークや立ち仕事で腰や背中が疲れやすくなります。骨盤という中継地点が歪んだ状態では、SBL全体の張力バランスが崩れ、首・腰・お尻・ふくらはぎといった複数の場所に不調が現れやすくなると考えられます。

首と腰が一緒に痛くなるチェックリスト

・首と腰、両方の不調を同時に感じることが多い
・長時間の立ち仕事・デスクワークが多い
・足裏の硬さ・浮き指の傾向がある
・ふくらはぎ・もも裏の張りを感じる
・猫背・骨盤の歪みが気になる

つつじが岡整骨院のアプローチ

ボキボキする矯正は行いません。体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご来院ください。

骨盤矯正で、SBLという筋膜のラインの中継地点である骨盤・仙骨の歪みにアプローチします。次回は具体的な改善ストレッチをご紹介します。

まとめ:首と腰の同時痛は「一本につながった筋膜」という仕組みで理解できます

首と腰が一緒に痛くなるのは、スーパーフィシャルバックラインという、頭から足裏まで一直線につながる筋膜のラインが関係している可能性があります。体の一部分だけでなく、全体のつながりという視点を持つことが、根本的な理解への第一歩です。

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