MRIでヘルニアが写っても痛くない人がいる理由|画像所見と症状の一致という考え方を解説|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院

「健康診断でMRIを撮ったらヘルニアがあると言われたが痛みは全くない」「ヘルニアがあるのに手術が必要ないと言われて驚いた」「画像に写っているのに治療の対象にならないのはなぜか」――こうした疑問をお持ちの仙台市内の方が非常に多くいらっしゃいます。

画像でヘルニアが写っていても、症状がなければ治療対象にはなりません。逆に、画像上のヘルニアが小さくても、強い症状が出ることもあります。今回はつつじが岡整骨院が、MRIでヘルニアが写っていても痛みがない「無症候性ヘルニア」について解説します。

椎間板の膨隆の約30%は無症状という事実

MRIで椎間板のふくらみや突出が見えても、それだけで「ヘルニアです」とは診断できません。実際、椎間板の膨隆の約30%は無症状と報告されています。

つまり、画像検査で椎間板が飛び出している様子が確認できたとしても、それが必ずしも痛み・しびれといった症状を引き起こしているとは限らないということです。多くの方にとって意外に思える事実かもしれませんが、これは医学的にもよく知られた現象です。

なぜ「画像所見」と「症状」が一致しないことがあるのか

腰椎椎間板ヘルニアの診断では、主に片側の腰〜脚の痛みがあり安静時も続くこと、SLRテスト(脚上げテスト)が陽性であること、MRIなどで椎間板の突出を認める一方で明らかな脊柱管狭窄の合併がないこと、そして何より「症状」と「画像所見」が一致していることを総合的に確認します。

つまり診断においては、MRIという画像だけを見るのではなく、実際にどのような症状が出ているか、神経学的な検査で異常が確認できるかという「症状」の側面を、画像所見と合わせて総合的に判断することが重要とされています。画像に写っているという事実だけでは、診断も治療方針も決まらないのです。

飛び出し方によって症状の出方が変わることも

「ヘルニア」と一口に言っても、実はその飛び出し方にはいくつかのタイプがあります。MRI画像で見えるヘルニアの形によって分類することは、今後の予測に役立ちます。自然に吸収されて治る可能性が高いか、それとも手術が必要になる可能性が高いか、医師はこの形態分類を参考にしながら、一人ひとりに合った治療計画を立てていきます。

以前の記事でもお伝えした通り、椎間板の一部が飛び出していても、神経を圧迫する位置・方向によって、症状の現れ方が大きく異なると考えられています。画像上の「大きさ」だけでなく、「どこに、どのように飛び出しているか」が重要な判断材料になります。

なぜこの事実を知っておくことが大切なのか

健康診断・人間ドックなどでたまたまヘルニアが見つかり、「自分は将来強い症状が出るのではないか」と過度に心配される方も少なくありません。しかし、椎間板の膨隆の約30%は無症状という事実を知っておくことで、必要以上に不安を感じずに済む場合があります。

一方で、逆のケースにも注意が必要です。画像上のヘルニアが小さくても、強い症状が出ることもあります。つまり「画像上は小さいから大丈夫」という思い込みも危険であり、症状がある場合は自己判断せず、必ず専門医の診察を受けることが重要です。

緊急性の高いサインは画像の大きさとは別問題です

痛みが強いだけでも辛いものですが、中には一刻を争う危険な兆候があります。それは「おしっこが出にくい(排尿障害)」「お尻周りの感覚が全くない」といった症状です。これらは、ヘルニアが巨大で、馬尾神経という神経の束全体を強く圧迫している可能性があり、この状態を「馬尾症候群」と呼びます。放置すると神経の機能が永久に戻らなくなるリスクがあるため、これらの症状がある場合はすぐに医療機関を受診してください。

なぜ症状のないヘルニアにもケアの意味があるのか

以前の記事でもお伝えした通り、骨盤の歪みによる腰椎への慢性的な偏荷重は、椎間板への圧力集中の一因になり得ると考えられています。現時点で症状がないヘルニアであっても、骨盤という体の土台が歪んだ状態が続けば、将来的に椎間板への負担が蓄積していく可能性は考えられます。

「今は症状がないから何もしなくていい」というわけではなく、姿勢・骨盤という土台を整えておくことは、将来的な負担蓄積を防ぐという観点からも意味があると考えられます。

無症候性ヘルニアチェックリスト

・健康診断・人間ドックでヘルニアを指摘されたが痛みはない
・画像所見と症状の一致について医師から説明を受けたか
・症状がなくても定期的な経過観察を受けているか
・排尿障害・お尻周りの感覚異常など緊急性の高い症状はない
・骨盤の歪みや姿勢の悪さが気になる

つつじが岡整骨院のアプローチ

ボキボキする矯正は行いません。体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご来院ください。

整形外科での診断を最優先とした上で、症状がない場合でも、骨盤矯正で将来的な負担蓄積を防ぐ姿勢の土台づくりをサポートします。

まとめ:ヘルニアは「画像」だけでなく「症状との一致」で判断されます

MRIでヘルニアが写っていても、椎間板の膨隆の約30%は無症状とされており、画像所見だけで治療方針が決まるわけではありません。過度に心配する必要はありませんが、緊急性の高い症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。

つつじが岡整骨院は榴ヶ岡駅から徒歩5分・夜21時まで受付しています。

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