看護師の腰痛・肩こりの原因|移乗介助と夜勤が重なる職業病のメカニズムを解説|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院

「患者さんの移乗介助のたびに腰に負担を感じる」「夜勤が続くと腰の痛みが悪化する気がする」「看護師の職業病といわれる腰痛・肩こりのメカニズムを知りたい」――こうした悩みをお持ちの仙台市内の看護師の方が非常に多くいらっしゃいます。

看護師さんの業務は、患者さんを抱え上げたり、中腰姿勢のまま作業をしたりと、不自然な姿勢のまま行うものが多いのが特徴です。今回はつつじが岡整骨院が、看護師に多い腰痛・肩こりの原因を、移乗介助・夜勤という2つの職業特有の要因から解説します。

原因①:移乗介助・体位変換による腰への負担

看護師さんの業務で、腰痛の原因と思われるのは体位変換や移乗介助の際の患者さん抱え上げです。中腰や前かがみが、腰に著しい負担になっています。病棟勤務では移乗介助や体位変換、排せつ介助といった身体介助が日常的に発生します。

以前の記事でもお伝えした通り、中腰・前かがみという姿勢は、頭の重さ・上半身の重さを腰椎だけで支える、腰への負担が特に大きい姿勢です。看護業務では、これに加えて患者様の体重という外部の負荷が同時にかかるため、通常の前かがみ動作よりもさらに大きな負担が腰椎に集中しやすいと考えられます。

急性腰痛(ぎっくり腰)のリスクも高い

患者さんの移乗介助や重い物を持ち上げた際に突然発症する急性腰痛は、看護師さんに非常に多い症状の一つです。以前の記事でもお伝えした通り、ぎっくり腰は骨盤の歪みによる慢性的な偏荷重が背景にある場合、日常的な移乗介助という繰り返し動作の中で、より発症しやすい状態が作られていると考えられます。

原因②:夜勤による生活リズムの乱れ

夜勤のある働き方だと睡眠の質が低下することで、腰痛が悪化しやすくなります。腰痛の改善には十分な睡眠と休養が不可欠であり、生活リズムが整うと筋肉の回復が促されて、慢性的な疲労を防ぎやすくなります。

以前の記事でもお伝えした通り、体内時計のずれ・睡眠の質の低下は、筋肉の回復を妨げるだけでなく、自律神経のバランスにも影響を及ぼします。夜勤による不規則な生活リズムが、日中の移乗介助で蓄積した腰への負担の回復を遅らせているという、二重の悪循環が起きていると考えられます。

原因③:作業環境の要因

作業空間の温度が適切でなかったり、照明が適切な明るさに保たれていなかったりなどの作業環境の不整備が要因で、腰痛を引き起こしてしまうことも。特に「冷え」は、腰痛に直結する要因です。以前の記事でもお伝えした通り、冷えによる血流悪化は、腰まわりの筋肉の緊張を高める一因になります。病棟内の空調管理・夜勤時の冷え対策も、看護師の腰痛と関わりの深い要因だといえます。

なぜ「筋肉の緊張・血流低下」が中心的な原因になるのか

看護師さんの腰痛は、骨そのものよりも筋肉の緊張・血流低下・疲労蓄積が原因になっていることが多くあります。以前の記事でもお伝えした通り、慢性的な筋肉の緊張が続くと、疲労物質の蓄積・血流悪化という悪循環が生じ、痛みがさらに増強されやすくなります。移乗介助という繰り返し動作による筋肉の緊張と、夜勤による回復の遅れが重なることで、この悪循環がより強く現れやすいと考えられます。

首こり・肩こりも同時に抱えやすい理由

看護師さんは腰痛だけでなく、首こり・肩こりにも悩まされやすい職業です。点滴の準備・カルテ入力といった前かがみでの細かい作業、患者様を支える際の腕・肩への負担など、腰以外の部位にも様々な負担がかかる場面が多いことが背景にあると考えられます。

職場によって負担の違いがあること

外来や検診センター、デイサービスなどでは比較的自立した方が多いため、重度の身体介助が少ない傾向にあります。患者様を持ち上げる動作や中腰姿勢が減るだけでも、腰への負荷は大幅に軽減されます。同じ看護師という職業でも、勤務先の特性によって腰への負担の大きさが異なるという点も、知っておく価値がある視点です。

看護師の腰痛・肩こりチェックリスト

・移乗介助・体位変換の際に腰へ強い負担を感じる
・夜勤明けに腰の痛みが悪化しやすい
・急性腰痛(ぎっくり腰)を経験したことがある
・首こり・肩こりも同時に感じる
・作業環境の冷えが気になる

つつじが岡整骨院のアプローチ

ボキボキする矯正は行いません。体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご来院ください。忙しい看護師さんのために、短時間でも効率的な施術を心がけております。

骨盤矯正で移乗介助・夜勤という職業特有の負担が蓄積した根本原因にアプローチします。次回は具体的な予防対策・ボディメカニクスについて解説します。

まとめ:看護師の腰痛は「移乗介助×夜勤」という二重の負担から起こります

看護師の腰痛・肩こりは、移乗介助・体位変換による直接的な腰への負担と、夜勤による生活リズムの乱れ・回復の遅れという、2つの要因が重なって起こる職業病だと考えられます。「仕事だから仕方ない」と我慢せず、まず自分の体の状態を知ることが大切です。

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