重い荷物を持つと腰椎に150kg以上の負荷|正しい持ち上げ方を解説|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院
「スーツケースを持ち上げた瞬間にぎっくり腰になった」「引っ越しの荷物運びで腰を痛めた経験がある」「正しい持ち方があれば知りたい」――こうした悩みをお持ちの仙台市内の方が非常に多くいらっしゃいます。
体重60kgの人が前かがみの姿勢で10kgの荷物を持ち上げると、腰椎にかかる力は150kg以上になるという研究報告があります。今回はつつじが岡整骨院が、重い荷物を安全に持ち上げるための正しい方法を解説します。
なぜ前かがみでの持ち上げが危険なのか
人間の腰椎は、体を前に曲げた姿勢で重い物を持ち上げると、非常に大きな負荷がかかります。体重が60kgの方が、15kgの荷物を持ち上げた場合、背中には体重の約180kg、腰には体重の約240kgの負荷がかかるという指摘もあります。これほど大きな負荷が、日常的な荷物の持ち上げという何気ない動作の中に潜んでいるのです。
腰骨や背骨を急激に大きく反らせて持ち上げようとしたり、腰や背中を丸くして体の重心を少し後ろに下げながらバランスをとろうとすると、腰骨や背骨に強いストレスを与えます。重量物を持ち上げる際に、腰や背中を前に倒しすぎると、背骨のクッションの役割をする椎間板に大きな圧力がかかり、損傷しやすくなります。逆に、腰や背中を後ろに反らしすぎると、背骨同士が接している関節に大きな圧力がかかり、損傷しやすくなります。
正しい持ち上げ方の基本
重い物を持ち上げるとき、最も大切なのは背中(背骨)をまっすぐに保つことです。前かがみになって腰を曲げた状態で持ち上げるのではなく、背骨のS字カーブ(自然な湾曲)を保ちながら動作することが重要です。
「腰ではなく膝で持ち上げる」というのは、重い物の持ち方の基本中の基本です。荷物に近づき、膝を曲げてしゃがんだ状態から、脚の力を使って立ち上がるようにして持ち上げます。腰の筋肉よりも、太ももや臀部(お尻)の大きな筋肉群を使うことで、体全体への負担が分散され、腰への集中的な負荷を避けることができます。以前の記事でもお伝えしたパワーポジションという考え方とも共通する動作です。
具体的な手順のポイント
足の位置は、肩幅かそれより広めに足を開きます。つま先は、やや外側を向け、ひざもつま先の方に向けて曲げます。股関節と膝関節をしっかり曲げて腰を落とし、背中をなるべくまっすぐに保ちます。物を持ち、体に近づけて持ち、膝と股関節を伸ばし、背中をまっすぐに保ちながら、体全体で持ち上げます。
「近くから持ち上げる」ことの重要性
物を持つときは、体の近くに引き寄せてから持ち上げましょう。物が遠い位置にあると、それだけで腰に大きな負担がかかります。荷物をしっかり体に密着させるのがポイントです。スーツケースのように取っ手が固定されている荷物は特に、体から離れた位置で持ち上げてしまいがちなので、注意が必要です。
方向転換とひねり動作への注意
物を持ち上げるときは、いったん、垂直に持ち上げてから、方向転換をしてください。持ち上げながら体をひねる動きは、腰に大きな負担をかけます。方向を変えるときは、腰だけでなく足を動かして体ごと向きを変えるようにしましょう。一気に物を持ち上げると、筋肉や関節にかかる最大の負荷量が大きくなるため、ゆっくりとスムーズに持ち上げることも重要なポイントです。
片手持ちを避ける
片手に重い荷物を持つと、体が片側に傾き、腰に負担が集中します。可能であれば両手を使い、体全体で荷物を支えるようにしましょう。以前の記事でもお伝えした通り、片側だけへの負担集中は、骨盤の左右差にもつながる可能性があります。
骨盤矯正が重い物を持つ動作の耐性を高める理由
以前の記事でもお伝えした通り、骨盤の歪みによる腰椎への慢性的な偏荷重がある状態では、正しい持ち方を意識していても、土台の歪みによって特定の部位に負担が集中しやすくなります。骨盤矯正で骨盤という土台を整えることは、重い荷物を持つという日常動作全般への耐性を高めるサポートになります。
正しい持ち上げ方チェックリスト
・背中をまっすぐに保ち、腰ではなく膝で持ち上げているか
・荷物を体に近づけてから持ち上げているか
・持ち上げながら体をひねっていないか
・両手を使い、片手持ちを避けているか
・骨盤の状態も見直したことがあるか
つつじが岡整骨院のアプローチ
ボキボキする矯正は行いません。体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご来院ください。
骨盤矯正で重い荷物を持つ動作への耐性を高める体の土台を整えます。日常生活のアドバイスとして、正しい持ち上げ方を具体的にお伝えします。
まとめ:正しい持ち方は「背中をまっすぐ×膝で持ち上げる×体に近づける」が基本です
重い荷物を持つ際は、背中をまっすぐに保ち、膝を曲げて脚の力を使い、荷物を体に近づけて持ち上げることが基本です。体重60kgで10kgの荷物でも腰椎に150kg以上の負荷がかかるという事実を知り、日々の動作を見直してみてください。
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