肩こりのマッサージがすぐ戻る本当の理由|「サボる筋肉」と僧帽筋のアンバランスを解説|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院
「肩をマッサージしてもらった帰り道にはもう硬くなっている気がする」「僧帽筋を集中的にほぐしてもらうのに全然変わらない」「なぜ肩こりだけこんなに戻りやすいのか知りたい」――こうした悩みをお持ちの仙台市内の方が非常に多くいらっしゃいます。
僧帽筋上部の硬さは「結果」であって「原因」ではありません。この根本原因を放置したまま、結果として固くなっている僧帽筋上部だけをほぐしても、原因が解決されていないため、すぐにまた固くなります。今回はつつじが岡整骨院が、肩こりのマッサージがすぐ戻ってしまう本当の理由を解説します。
僧帽筋には3つの部位があり、それぞれ役割が違う
僧帽筋は首から背中にかけての広範囲に広がるひし形状の大きな筋肉で、上部・中部・下部という3つの部位に分けられ、それぞれ働きが異なります。上部繊維は、頭を支え、肩をすくめる動作に関わります。パソコン作業で前のめりになる時、スマホで下を向く時、寒さで身体を縮める時、ストレスを感じた時――上部繊維は常に緊張して頭を支え続けます。1日中働きづめのこの筋肉が硬くなり、痛みやこりとして自覚されるのが、いわゆる「肩こり」の中心です。
「マッサージしても戻る」最大の理由:中部繊維のサボり
ここが今回、最もお伝えしたい重要なポイントです。中部繊維は、背骨から肩に向かって水平に走る繊維群で、肩甲骨を内側に寄せ、背中を伸ばした正しい姿勢を維持する役割を持っています。「胸を張る」「背筋を伸ばす」という動きの主役です。
ところが現代人の多くは、PC・スマホで前のめりの姿勢を1日中続けるため、中部繊維がほとんど使われません。使わない筋肉は徐々に弱くなり、ますます姿勢が崩れ、その崩れた姿勢を上部繊維が頑張って支えるという悪循環に陥ります。これが「マッサージしても肩こりが戻る」最大の理由のひとつです。
つまり、マッサージによってほぐされているのは、常に頑張り続けている「上部繊維」だけであり、本来姿勢を支えるべき「中部繊維」がサボったままでは、上部繊維は再び過剰に働かざるを得ない状況に戻ってしまうのです。
肩の緊張は「脳が作り出すギプス」だという驚きの視点
さらに興味深い視点があります。サボっている筋肉(前鋸筋など)があるような不安定な状態にあるとき、脳は「頭や首が危ない!」と判断し、首に近い僧帽筋上部に指令を出してガチガチに固めさせるという考え方があります。つまり、この緊張は身体を守るための「ギプス」のような役割を果たしているというのです。
以前の記事でもお伝えした関連痛・トリガーポイントの考え方とも重なりますが、僧帽筋上部の硬さは、脳が体を守ろうとした「結果」であって、それ自体が「原因」ではないと理解することが重要です。この根本原因(サボっている中部繊維・前鋸筋など)を放置したまま、結果として固くなっている僧帽筋上部だけをほぐしても、原因が解決されていないため、すぐにまた固くなってしまうのです。
自律神経が痛みの感じ方そのものを変えることも
ストレスにより交感神経が優位になると、筋肉は防御反応として硬く収縮した状態が続きます。血流の悪化により、筋肉内で疲労物質が停滞し、これが肩こりという形で自覚されます。マッサージをしても老廃物がスムーズに排出されないと、すぐにコリが戻ってしまいます。以前の記事でもお伝えした通り、自律神経の乱れは、脳が痛みを感じ取る閾値を下げてしまうことにもつながると考えられています。
骨盤の歪みが肩こりの「サボり」を助長する理由
以前の記事でもお伝えした通り、猫背・巻き肩の根本には骨盤の後傾があります。骨盤が歪んで猫背が定着すると、僧帽筋中部繊維が正しい姿勢を維持するために働く機会そのものが失われ、「サボる」状態がさらに固定化されやすくなります。マッサージで上部繊維をほぐすことに加えて、骨盤矯正で猫背の根本原因にアプローチすることが、中部繊維が再び働ける環境を取り戻す鍵になると考えられます。
肩こりの「戻る」チェックリスト
・マッサージ直後はスッキリするがすぐ戻る
・猫背・前かがみの姿勢が習慣になっている
・肩甲骨を寄せる動作(胸を張る)が苦手だと感じる
・慢性的なストレスを感じている
・骨盤の歪みや姿勢の悪さが気になる
つつじが岡整骨院のアプローチ
ボキボキする矯正は行いません。体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご来院ください。
骨盤矯正で猫背という根本原因を整え、僧帽筋中部繊維が本来の役割を果たしやすい姿勢の土台を作ります。日常生活のアドバイスとして、肩甲骨を寄せるエクササイズもお伝えします。
まとめ:肩こりが戻るのは「サボっている筋肉」を放置しているからです
肩こりのマッサージがすぐ戻ってしまうのは、常に頑張り続ける僧帽筋上部だけをほぐし、サボっている中部繊維・前鋸筋という根本原因を見過ごしているためです。骨盤矯正で猫背という土台を整え、サボっている筋肉が働ける環境を取り戻すことが、根本的な改善への近道です。
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