なぜ冷えると身体がつらい?西洋医学に「冷え」という病名がない理由も解説|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院

「手足が冷えると体全体がだるく感じる」「冷え性で病院に行っても『異常なし』と言われた経験がある」「なぜ冷えるとこんなにもつらいのか根本的なメカニズムを知りたい」――こうした悩みをお持ちの仙台市内の方が非常に多くいらっしゃいます。

冷え性のある人は、冷え性のない人に比べて交感神経機能が亢進し、皮膚血流量が低下しているとされています。今回はつつじが岡整骨院が、なぜ冷えると体がつらく感じるのか、そのメカニズムを解説します。

驚きの事実:西洋医学に「冷え」という病名は存在しません

基本的に西洋医学では、「冷え」という概念は存在しません。したがって、「冷え症」と診断されることもありません。ただ、症状の内容や強さ、血液検査などの結果から、自律神経失調症、低血圧、貧血が考えられるときは、その治療を行っていくことがあります。

「病院で調べてもらったのに異常なしと言われた」という経験がある方も多いかもしれませんが、それは「冷え」という状態そのものが、西洋医学における正式な診断名として扱われていないためだと考えられます。だからこそ、その仕組みを知ることが、正しい対処への第一歩になります。

体温調節の基本的な仕組み

脳の視床下部にある体温調節中枢が皮膚にある温度センサーを通じて寒さを感じると、自律神経の働きにより血管を収縮、血流を減少させ体内の熱が奪われないようにしたり、筋肉を収縮させ震えを起こして熱を産生したりします。このような働きによって、体の中心部の体温を脳や内臓の活動に最適な36.6〜37.0℃に保っています。

つまり、冷えを感じたときに血管が収縮するのは、体が体温を守ろうとする正常な防御反応の一つなのです。しかし、この防御反応が過剰に、あるいは慢性的に働き続けることで、様々なつらさが生じてくると考えられます。

冷え性の人は交感神経が「亢進」している

冷え性の病態は、心拍数、R-R間隔変動の周波数分析や皮膚血流量の測定結果から、冷え性のない人に比べて交感神経機能が亢進し、皮膚血流量が低下しているとされています。ある研究では、冷え症群は非冷え症群にくらべて副交感神経活動指標が低値で、交感神経活動指標が高値であったと報告されています。

以前の記事でもお伝えした通り、交感神経が過剰に優位になると、血管が収縮しやすくなり、筋肉の緊張・血流の悪化という状態が続きやすくなります。冷え性の方は、この交感神経優位の状態が、体質的に強く出やすい傾向にあると考えられます。

なぜ「体全体のつらさ」につながるのか

血液は体の隅々の細胞まで酸素や栄養を運び、二酸化炭素や老廃物を回収する働きをしています。血流が悪化すると、この酸素・栄養の供給、老廃物の回収という機能そのものが滞ってしまいます。以前の記事でもお伝えした通り、筋肉に疲労物質が蓄積し、酸素・栄養が届きにくくなることが、肩こり・腰痛といった様々な体の痛み・だるさの一因になると考えられています。冷えは、この血流悪化を通じて、体の様々な部位のつらさにつながっていくのです。

冷え性の身体的特徴

冷え性のある人の身体的特徴として、体重が少なく、body mass indexも低下し、身体活動が少ないことが指摘されています。健常者における冷え性のある人の頻度は、女性で約60%、男性では約20%とされており、男女差が大きいことも特徴です。

冷えの背景に病気が隠れていることも

冷えには、甲状腺のはたらきが落ちていたり、心臓病、膠原病、血管の病気が隠れていることもあります。生活上の工夫を重ねても十分な効果が得られないときは、自己判断で放置せず、かかりつけ医にご相談いただくことが大切です。

骨盤・姿勢との関係

以前の記事でもお伝えした通り、猫背・骨盤の歪みによって首・肩まわりの筋肉が慢性的に緊張していると、その部位の血流がさらに悪化しやすくなります。冷えによる血管収縮という体質的な要因に、姿勢の崩れによる血流悪化という要因が重なることで、つらさがより強く現れやすくなると考えられます。

冷えと体のつらさチェックリスト

・手足の冷えとともに体全体のだるさを感じる
・病院で「異常なし」と言われたことがある
・体重が少ない、身体活動が少ないと感じる
・肩こり・腰痛など血流に関わる不調も併発している
・甲状腺・心臓などの病気の可能性を除外できているか

つつじが岡整骨院のアプローチ

ボキボキする矯正は行いません。体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご来院ください。

骨盤矯正で冷えによる血流悪化に重なる姿勢の崩れという根本原因にアプローチします。次回は具体的な温活・セルフケア方法をご紹介します。

まとめ:冷えのつらさは「交感神経優位による血流悪化」という体の仕組みから起こります

冷え性の方は、交感神経機能が亢進し、血流が低下している傾向があるとされています。西洋医学に「冷え」という正式な病名はありませんが、その仕組みを知ることで、自分の体と向き合いやすくなります。

つつじが岡整骨院は榴ヶ岡駅から徒歩5分・夜21時まで受付しています。

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