めまい・耳鳴りは腕の前後どちらの筋膜が原因?フロント・バックアームラインの見分け方を解説|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院
「フロントアームラインとバックアームライン、自分の症状はどちらに関係しているのか知りたい」「胸側と背中側、両方の張りがあるがどう考えればいいのか」――以前の記事でフロントアームライン・バックアームラインそれぞれとめまい・耳鳴りの関係についてお伝えしましたが、今回はつつじが岡整骨院が、この2つのラインを見分けるポイントと、統合的な視点を解説します。
大切なお願い:まず耳鼻咽喉科での診断を最優先に
この記事はめまい・耳鳴り・メニエール病の診断・治療を目的としたものではありません。当院はこれらを診断・治療する施設ではありません。突然の激しい症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。
4つのアームラインという全体像
上肢の筋肉や筋膜をつなぐ筋膜ラインには、ディープ・フロント・アームライン(上肢前側深層)、スーパーフィシャル・フロント・アームライン(上肢前側浅層)、ディープ・バック・アームライン(上肢後側深層)、スーパーフィシャル・バック・アームライン(上肢後側浅層)という、合計4つが存在するとされています。それぞれ体の前面・背面という異なる部位を通り、異なる筋肉と連動しています。
巻き肩では「前が硬く、後ろが弱くなりやすい」という特徴
巻き肩ではフロントアームラインが硬く、バックアームラインが弱くなりやすいという特徴があります。DFALに属する小胸筋・上腕二頭筋・鳥口腕筋、SFALに属する大胸筋が短縮・緊張する一方、バックアームラインに属する菱形筋・棘下筋の筋力低下によって、肩甲骨の位置が崩れていくと考えられています。
つまり、多くの方の場合、フロントアームライン(前面)は「硬く緊張」し、バックアームライン(背面)は「弱くなって緩む」という、前後で正反対の変化が同時に起きていると考えられます。
見分け方①:張りを感じる場所で判断する
胸・上腕前面・前腕内側(手のひら側)に張りを感じる場合は、フロントアームラインの緊張が関わっている可能性があります。一方、首の後ろ・肩甲骨まわり・上腕後面・前腕外側(手の甲側)に張りを感じる場合は、バックアームラインが関わっている可能性が考えられます。
見分け方②:姿勢のタイプで判断する
以前の記事でもお伝えした通り、巻き肩・猫背の姿勢が強い方は、フロントアームラインの短縮という要因がより大きく関わっている可能性があります。一方、僧帽筋上部の慢性的な緊張・肩こりが特に強い方は、バックアームラインの過緊張という要因がより大きく関わっている可能性が考えられます。
両方が同時に関わっているケースがほとんど
実際には、巻き肩という姿勢の崩れ自体が、フロントアームラインの短縮とバックアームラインの筋力低下という、両方の変化を同時に引き起こしていると考えられます。「どちらか一方だけ」ではなく、前後両方のバランスの崩れとして捉える視点が大切です。
胸鎖乳突筋と後頭骨、2つの接点
以前の記事でもお伝えした通り、フロントアームラインは胸鎖乳突筋を介してSFL(体の前面)につながり、バックアームラインは後頭骨を介してSBL(体の背面)・後頭下筋群につながっています。首まわりには、この前後2つの重要な接点が存在しており、めまい・耳鳴りとの関連が指摘される首の筋肉(胸鎖乳突筋・後頭下筋群)は、それぞれ異なるアームラインの影響を受けていると考えられます。
ここからは整骨院の視点:直接の治療ではなくサポートとして
アームラインへのアプローチは、めまい・耳鳴り・メニエール病という疾患そのものを治すものではありません。耳鼻咽喉科での診断・治療・経過観察を最優先とした上で、姿勢・筋膜のつながりという観点から、日頃の体調管理をサポートするものとして位置づけています。
骨盤という共通の土台
以前の記事でもお伝えした通り、巻き肩・猫背の根本には骨盤の後傾があります。フロント・バック両方のアームラインの崩れも、この骨盤の歪みから始まる姿勢の崩れという共通の土台に関わっていると考えられます。
フロント・バックアームライン見分け方チェックリスト
・胸・上腕前面に張りがある(フロントアームラインの可能性)
・首の後ろ・肩甲骨まわりに張りがある(バックアームラインの可能性)
・巻き肩の傾向が強いか、僧帽筋の緊張が強いか
・両方の張りを同時に感じることが多いか
・耳鼻咽喉科でめまい・耳鳴りの診断を受けているか
つつじが岡整骨院のアプローチ
当院はめまい・耳鳴り・メニエール病を診断・治療する施設ではありません。耳鼻咽喉科での診断・治療を最優先とした上で、骨盤矯正・フロントとバック両方のアームラインへのやさしいアプローチで、姿勢という観点からサポートいたします。
ボキボキする矯正は行いません。体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご相談ください。
まとめ:めまい・耳鳴りには前後両方のアームラインのバランスという視点が大切です
巻き肩では、フロントアームラインが硬く緊張し、バックアームラインが弱く緩むという、前後で正反対の変化が同時に起こりやすいとされています。この両方のバランスを整えるという視点が、体全体のつながりを理解する上で大切です。
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