その頭痛は「頭蓋周囲の圧痛を伴う」タイプ?国際頭痛分類ICHD-3による緊張型頭痛の正式分類を解説|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院
「緊張型頭痛と言われたが、詳しい分類があるとは知らなかった」「肩こりからくる頭痛に正式な診断基準があるのか気になる」「自分の頭痛がどのタイプか知りたい」――こうした関心をお持ちの仙台市内の方が非常に多くいらっしゃいます。
緊張型頭痛はよく「筋肉のこりから来ている」といわれていますが、実は緊張型頭痛は片頭痛以上に、病態がはっきり分かっていません。今回はつつじが岡整骨院が、国際頭痛学会が定める国際頭痛分類第3版(ICHD-3)による緊張型頭痛の正式な分類を解説します。
国際頭痛分類(ICHD)とは何か
国際頭痛分類は、専門家の合意に基づいて作成された国際頭痛学会の頭痛分類と診断基準です。1988年の初版から改訂を経て、現在は第3版(ICHD-3)が国際的な標準として用いられています。頭痛疾患は3部・14のグループに分類され、第1部には片頭痛・緊張型頭痛・三叉神経自律神経性頭痛など、頭痛そのものが疾患である「一次性頭痛」が含まれています。
緊張型頭痛の中にも細かい分類がある
緊張型頭痛は、さらに稀発反復性緊張型頭痛・頻発反復性緊張型頭痛・慢性緊張型頭痛といった頻度による分類に加えて、それぞれが「頭蓋周囲の圧痛を伴う」タイプと「伴わない」タイプに分けられています。
この「頭蓋周囲の圧痛を伴うかどうか」という区分は、以前の記事でもお伝えした僧帽筋・後頭下筋群といった首・肩まわりの筋肉に、押すと痛む部位(圧痛点)があるかどうかを指しています。つまり、同じ「緊張型頭痛」という診断名の中でも、実際に筋肉の緊張・圧痛が明確に関わっているタイプと、そうでないタイプが、医学的に区別されているのです。
緊張型頭痛の方は「押したときの痛みが強い」
緊張型頭痛の方は普通の方に比べて、頭部周辺を押したときの痛みが強いことが指摘されています。以前の記事でもお伝えした通り、肩こり・首こりによって、僧帽筋・後頭下筋群といった筋肉に慢性的な緊張が生じると、その部位に「圧痛点(トリガーポイント)」が形成されやすくなります。この圧痛点への刺激が、頭痛として自覚される痛みと関連していると考えられています。
なぜ筋肉の緊張が「痛み」に変わるのか:痛みを生じる物質
普段の姿勢が悪かったり、頭周辺の筋肉の緊張が高まると、サブスタンスPやグルタミン酸などの神経伝達物質が生じ、さまざまな化学経路を介してブラジキニンやプロスタグランジンなどの「痛みを生じる物質」が生まれることがわかっています。
つまり、筋肉が硬くなること自体が痛みなのではなく、その緊張状態が引き金となって、体内で実際に「痛みを引き起こす化学物質」が作り出されていくという仕組みがあるのです。以前の記事でもお伝えした通り、ストレートネックによって首まわりの筋肉が慢性的に緊張し続けると、この痛み物質の産生が続き、頭痛として自覚される状態が慢性化しやすくなると考えられます。
枕の高さも国際的な診療の中で言及されている
頭が高くなりすぎる枕や沈みすぎて体制を変えづらい枕はストレートネックになりやすく、筋肉の負担が強くなります。以前の記事でもお伝えした通り、枕の高さは頸椎の自然なS字カーブを保つ上で重要な要素であり、緊張型頭痛の予防・改善においても、日常的に見直すべきポイントの一つとして位置づけられています。
正式な分類を知ることのメリット
自分の頭痛が「頭蓋周囲の圧痛を伴うタイプ」なのか、そうでないタイプなのかを意識することは、頭痛の背景に筋肉の緊張がどの程度関わっているかを考える一つの手がかりになります。以前の記事でもお伝えした通り、ストレートネック・巻き肩による首肩の慢性的な緊張は、この「圧痛を伴うタイプ」の緊張型頭痛と深く関連していると考えられます。
骨盤・姿勢との関係
以前の記事でもお伝えした通り、猫背・ストレートネックの根本には骨盤の後傾があります。骨盤という体の土台を整えることは、首・肩の慢性的な緊張を軽減し、痛みを生じる物質の産生を抑えるという観点からも、意味のあるアプローチになり得ると考えられます。
まず確認:医療機関での診断が重要です
今まで経験したことのない激しい頭痛、突然発症した頭痛、発熱・意識障害を伴う頭痛がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。自分の頭痛のタイプを正確に診断するためにも、まずは脳神経内科・脳神経外科での受診をおすすめします。
緊張型頭痛の分類チェックリスト
・頭を押すと痛みが強く感じる部位(圧痛点)があるか
・肩こり・首こりを伴う頭痛が多いか
・枕の高さが合っていない可能性があるか
・猫背・ストレートネックが気になるか
・医療機関で緊張型頭痛の診断を受けたことがあるか
つつじが岡整骨院のアプローチ
ボキボキする矯正は行いません。体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご来院ください。
骨盤矯正で「頭蓋周囲の圧痛を伴うタイプ」の緊張型頭痛の背景にある、猫背・ストレートネックという根本原因にアプローチします。
まとめ:緊張型頭痛には「圧痛を伴うタイプ」という正式な分類があります
国際頭痛分類(ICHD-3)では、緊張型頭痛が「頭蓋周囲の圧痛を伴うタイプ」と「伴わないタイプ」に分類されており、筋肉の緊張が痛みを生じる物質の産生と関連していることがわかっています。自分の頭痛のタイプを知ることが、根本的なケアへの一歩になります。
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