メニエール病の耳鳴りに高音・低音があるのはなぜ?若年発症と数年周期の再発について解説|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院

「メニエール病の耳鳴りは『ブーン』という低い音だと思っていたが自分は『キーン』という高い音」「10代からめまいがあるのは珍しいのか」「数年に一度しか発作が来ないのはなぜ?」――こうした疑問をお持ちの仙台市内の方が非常に多くいらっしゃいます。

今回はつつじが岡整骨院が、メニエール病の耳鳴りのタイプ・若年発症・周期的な再発について、医学的な情報をもとに解説します。


まず確認:診断・治療は必ず耳鼻咽喉科で

この記事は診断を目的としたものではありません。めまい・耳鳴り・難聴の症状がある場合は、必ず耳鼻咽喉科での診断を受けてください。すでに診断を受けている方も、症状の変化があれば速やかに主治医にご相談ください。

次の症状はすぐに救急・医療機関を受診してください。突然の激しいめまいで立てない・意識障害を伴う・ろれつが回らない・手足のしびれや麻痺を伴う場合です。


メニエール病とはどんな病気か

メニエール病は、内耳(ないじ)の中にあるリンパ液が過剰になる「内リンパ水腫」という状態になることで起こります。内耳全体は膜迷路と呼ばれる膜で仕切られた2重のトンネル構造になっていて、膜の外側はナトリウム成分の多い外リンパ液、内側はカリウム成分の多い内リンパ液という2種類の液体で満たされています。

何かの原因で内外リンパ液のバランスが崩れ、内リンパ液が増えすぎると、圧力で内耳が膨れ上がります。内圧がさらに高まって膜迷路が破れると、内外のリンパ液が混ざり合って感覚細胞が刺激を受け、めまいの発作が起きます。内リンパ液の流出によって内圧が下がると、破れた部分が癒着してふさがり、発作が治まります。メニエール病ではこの一連の過程が繰り返されます。


耳鳴りに高音・低音の両方があるのはなぜか

「キーン」という高音、または「ブーン」「ザー」というような低音の耳鳴りが起こります。音がずっと持続する場合もあれば、断続的に起こる場合もあり、めまいの発作時やその前後には症状が強くなることが多く、めまいの発作が治まると、症状も改善します。

初期段階では、低音域の聞こえが悪くなることが多いですが、発作を繰り返すうちに高音域も聞こえづらくなったり、難聴が進行したりする場合があります。難聴は低音障害型難聴から始まり、進行すれば、中高音域にも感音難聴を生じ、全周波数に増悪していくとされています。

つまり、初期には低音域の難聴・耳鳴りが多いとされていますが、進行段階や個人差によって高音の耳鳴りとして自覚されるケースもあると考えられます。耳鳴りの高さ(高音・低音)だけで病状の程度を単純に判断することはできず、専門医による聴力検査での評価が重要です。


若い頃からメニエール病を発症するケースについて

メニエール病は中年層に多いとされる傾向がありますが、発症年齢には個人差があります。あるタイプのメニエール病では、回転性めまい発作が初めて起こる前に、数カ月または数年先行して難聴と耳鳴りが起こるとされており、発症の経過にも個人差が大きいことがうかがえます。

若い年代からめまい・耳鳴りの症状がある方も、まず耳鼻咽喉科での正確な診断を受けることが重要です。良性発作性頭位めまい症など他の疾患との鑑別も必要になるため、自己判断は禁物です。


なぜ「数年に一度」というように、間隔をあけて発作が起きるのか

症状の推移に関しては、発作期と間歇期(かんけつき)があります。発作期は、強いめまい、難聴が主訴であり、耳鳴、耳閉感、聴覚過敏なども出現します。一方間歇期は、強いめまい症状はないが、症例によっては不定の浮動感などを訴えます。聴覚症状は軽減しますが、軽度残存することが多いとされています。

最初のうちは、発作以外のときは症状が消失することがあります。症状がみられない期間は最長1年に及ぶことがあるとされており、数年単位で間隔があくケースも、この病態の性質と合致していると考えられます。


発作の誘因とされているもの

疲れ、ストレス、睡眠不足が誘因となることが多く、難聴、耳鳴りの増悪を随伴する回転性めまい発作が発現・消退を繰り返すとされています。減塩食と利尿薬によって発作の強さと頻度を減らせる場合もあるとされています(治療方針は必ず主治医の指示に従ってください)。

長期間の間隔で発作が起きる方の場合、日頃どのようなタイミングで疲労・ストレスが蓄積しているかを振り返ることが、ご自身の傾向を知る一つの手がかりになるかもしれません。


メニエール病についての理解チェックリスト

  • 耳鳴りの音の高さ(高音・低音)だけで自己判断していないか
  • 発作の誘因(疲労・ストレス・睡眠不足)に心当たりがあるか
  • 発作がない間歇期にも定期的な耳鼻咽喉科の受診を続けているか
  • 症状の変化があった際に速やかに主治医へ相談できる体制があるか

整骨院としてお伝えできること

当院はメニエール病を診断・治療する施設ではありません。耳鼻咽喉科での診断・治療・経過観察を最優先としていただいた上で、疲労・ストレスという発作の誘因とされる要素に対して、自律神経・姿勢という観点から日頃の体調管理をサポートすることができます。

骨盤矯正で猫背・ストレートネックによる自律神経への構造的な圧迫を軽減するサポートを行います。首・肩まわりのやさしいアプローチで慢性的な緊張を和らげます。日常生活のアドバイスとして、睡眠・生活リズムの整え方など疲労蓄積を防ぐ工夫をお伝えします。

ボキボキする矯正は行いません。 体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご相談ください。めまいの発作中・体調が優れない時期は、無理に施術を受けず、まず安静と医療機関での対応を最優先にしてください。


まとめ:メニエール病は個人差の大きい疾患です。まず専門医との連携を大切にしてください

メニエール病は耳鳴りの音の高さ・発症年齢・発作の間隔にも個人差があり、一律に語ることが難しい疾患です。まず耳鼻咽喉科での診断・経過観察を大切にしながら、日頃の体調管理という側面でお力になれることがあります。

つつじが岡整骨院は榴ヶ岡駅から徒歩5分・夜21時まで受付しています。


▼ ご予約・お問い合わせ
📞 022-355-6282
🕐 営業時間:10:00〜21:00(不定休)
📍 〒983-0046 宮城県仙台市宮城野区西宮城野10-5-1B
🚉 榴ヶ岡駅 2番出口より徒歩5分

つつじが岡整骨院・鍼灸院