正座は骨盤にとって最も負担が少ない座り方?メリット・デメリットと正しい座り方を解説|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院

「正座は体に悪いイメージがあるが本当なのか」「骨盤には良いと聞いたことがあるが膝への負担が心配」「正しい正座の仕方があれば知りたい」――こうした悩みをお持ちの仙台市内の方が非常に多くいらっしゃいます。

以前の記事でお伝えした通り、床に座る場合、腰に良い座り方は正座だけだと言われています。今回はつつじが岡整骨院が、正座のメリット・デメリットと、負担を軽減する正しい座り方を詳しく解説します。

正座の最大のメリット:骨盤が自然と立つこと

正しい正座をしようと思うと、意外とバランスを取ることが大変です。しかし、それがきちんとできるようになれば、骨盤のゆがみも整えられて、腰への負担が軽くなります。左右大腿部を屈曲することで、骨盤を支えるインナーマッスルが働き、背筋が伸びることに繋がり姿勢改善となります。

以前の記事でもお伝えした通り、あぐらや体育座りでは骨盤が後ろに傾きやすいのに対し、正座は構造上、骨盤が立った状態を保ちやすい座り方だと考えられています。「正座=行儀作法」というイメージが強いですが、実は骨盤という観点からは、床に座る座り方の中で最も理にかなった座り方だといえます。

太ももの内側の筋肉が鍛えられるという意外な効果

正座は、太ももを内側にしめる座り方であるため、太ももの内側の筋肉(内転筋)を効果的に使う座り方です。太ももの内側の筋肉は、人間が二足歩行をするために非常に重要な筋肉であり、鍛えにくく筋力が落ちやすい部位でもあります。太ももの内側の筋肉は、足を正しい位置に保つ役割があるので、筋力が低下すると、変形性膝関節症やO脚の発生リスクを高めます。研究でも、正座の習慣は太ももの内側の筋肉の強化となり、歩行時の安定や関節の負担軽減に貢献することが報告されています。

以前の記事でもお伝えした通り、O脚の改善には内転筋のトレーニングが有効とされていますが、正座はまさにこの内転筋を日常的に使う座り方だという点は、興味深い視点です。

集中力への効果という研究報告

短時間の正座は、イスやあぐらで座っているときに比べて、眠気を抑制し、集中力や認知機能の維持にプラスに働くと研究報告がされています。デスクワークの合間の短時間の休憩などで、あえて正座を取り入れることも、一つの選択肢になり得ます。

デメリット①:血流の悪化としびれ

長時間正座を続けることで、膝から下の血管が圧迫され、血行が悪くなります。これが足のしびれの主な原因です。重度の場合、神経への影響や、まれに血栓ができるリスクも指摘されています。正座をやめてもしびれがなかなか改善しない場合は、医療機関を受診しておくといいでしょう。

デメリット②:膝への負担

膝を深く曲げた状態を維持するため、膝関節に大きな負担がかかります。特に膝に何らかの問題を抱えている場合や、長時間行う場合は痛みを引き起こしたり、症状を悪化させたりする可能性があります。筋肉を長時間曲げた状態で維持し続けることで、筋肉を過度に使用(オーバーワーク)することにもなり、膝の故障の原因にもなり得ます。

デメリット③:成長期の子どもへの影響

成長期の子どもにとっては、骨格の正常な発達に影響を与える可能性も示唆されています。骨格を歪める要因の一つとして、特に幼児〜成長期までの長時間の正座には注意が必要だと考えられています。

正しい正座の座り方:かかとの間にお尻を収める

正座は、通常、かかとの上にお尻を乗せますが、この方法は重心が後方に集中し、足の甲を圧迫しやすくなります。負荷の集中を回避するためには、かかととかかとの間にお尻をはめるように座ることをおすすめします。そうすることで、体重を足全体へ均等にかけ、血流の悪化や足のしびれを防ぐ効果が期待できます。

膝と膝の間にゆとりを持たせる

正座をする際には、ひざとひざの間を握りこぶし1つ分の約5cm程度は開けることで、ひざ関節や靭帯・筋肉への負担が軽減できます。ぴったりと膝をつけてしまうよりも、少し隙間を作ることが、正しい正座のポイントです。

骨盤・姿勢との関係

以前の記事でもお伝えした通り、床に座る際は座布団やクッションなどをお尻の下に挟んで、骨盤が後ろに倒れないようにする工夫が有効です。正座においても、体が硬い方・膝に不安がある方は、座布団を活用しながら、無理のない範囲で取り入れることをおすすめします。

正座のメリット・デメリットまとめ表

メリットは骨盤が立ちやすい・内転筋が鍛えられる・集中力が高まる、デメリットは血流悪化・膝への負担・成長期の子どもへの影響という点を理解した上で、正しい座り方を実践しましょう。

正座チェックリスト

・かかとの間にお尻を収めるように座っているか
・膝と膝の間にこぶし1つ分のゆとりを持たせているか
・長時間同じ姿勢を続けていないか
・膝に持病・違和感がある場合は無理をしていないか
・成長期のお子様の場合は長時間の正座に配慮しているか

つつじが岡整骨院のアプローチ

ボキボキする矯正は行いません。体への負担が少ないやさしい施術ですので安心してご来院ください。

骨盤矯正で正座を含めた様々な座り方における骨盤の土台を整えます。膝に不安がある方には、無理のない座り方のアドバイスもお伝えします。

まとめ:正座は「正しい座り方」を知ることでメリットを活かせます

正座は骨盤が立ちやすく、内転筋を鍛えられるという骨盤にとってのメリットがある一方、血流の悪化・膝への負担というデメリットも併せ持っています。かかとの間にお尻を収める、膝の間にゆとりを持たせるという正しい座り方を知ることで、より快適に取り入れることができます。

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