耳鳴りと肩こり・首こりの関係|受診の目安とできるケア
「肩こりがひどいときに耳鳴りも気になる」「首がこると耳の奥がつまった感じがする」。こうした経験から、耳鳴りと肩こり・首こりは関係があるのではないかと感じる方がいらっしゃいます。ここでは、耳鳴りと肩こり・首こりのつながりと、受診の目安についてご紹介します。
■ 耳鳴りと肩こり・首こりの関係
首や肩には、頭や耳の方へ向かう血の流れや、たくさんの神経が通っています。首や肩の筋肉が強く緊張すると、その周辺の血の巡りが悪くなったり、神経が刺激されたりして、耳の不快感や耳鳴りに影響する場合があると考えられています。実際に、肩こりや首こりが強いときに耳鳴りを感じやすいという方もいらっしゃいます。ただし、耳鳴りの原因はさまざまで、肩こり・首こりだけが原因とは限りません。
■ こりが強くなりやすい生活習慣
1. 長時間のデスクワークやスマートフォン
うつむいた姿勢が続くと、首や肩の筋肉が緊張し続けます。
2. 同じ姿勢を長く続けること
動かさない時間が長いと、血の巡りが滞り、こりが強くなります。
3. ストレスや緊張
気を張る時間が続くと、無意識に肩や首に力が入ります。
4. 冷え
体が冷えると筋肉がこわばり、こりを感じやすくなります。
5. 睡眠不足や疲れ
体が十分に休まらないと、こりも回復しにくくなります。
■ 自分でできるケア
1. 肩と首をゆっくり動かす
肩を回す、首をゆっくり左右に倒すなど、無理のない範囲で動かして緊張を和らげましょう。
2. 温める
蒸しタオルや入浴で首や肩を温めると、血の巡りが整いやすくなります。
3. 姿勢を見直す
スマートフォンは目の高さに近づけ、パソコンは画面の位置を整え、こまめに姿勢を変えましょう。
4. ゆっくり呼吸して力を抜く
息を長く吐く呼吸で、肩や首の力が抜けやすくなります。
ただし、耳鳴りが強い場合や続く場合は、これらのケアだけで判断せず、医療機関での検査を受けることが大切です。
■ まずは医療機関での検査を
耳鳴りには、耳の病気やそのほかの体の病気が関わっている場合もあります。特に、急に始まった耳鳴りや、聞こえにくさ、めまいを伴う耳鳴りは、早めの対応が必要なことがあります。肩こりのせいと決めつけず、まずは耳鼻科などで検査を受けてください。
■ 整骨院・鍼灸院でできること
当院では、耳鳴りそのものを診断したり治療したりすることはできません。ただし、耳鳴りと関わることがあるとされる肩こりや首こり、姿勢の崩れ、体の緊張を確認し、負担の少ない手技で筋肉をゆるめることはできます。医療機関で検査を受けていただいた上で、肩こり・首こりのケアとしてご相談いただければと思います。
■ 早めに医療機関を受診していただきたいサイン
次のような場合は、肩こりのせいと決めつけず、早めに耳鼻科などの医療機関を受診してください。
・急に耳鳴りが始まった、または急に聞こえにくくなった
・めまいやふらつきを伴う
・片方の耳だけに強い耳鳴りや聞こえにくさがある
・耳の痛みや、耳だれを伴う
・耳鳴りがだんだん強くなる、または日常生活がつらい
■ まとめ
耳鳴りと肩こり・首こりは、首や肩の緊張による血の巡りや神経への影響を通じて、関わることがあるとされています。肩や首をゆるめ、温め、姿勢を整えるケアが役立つ場合もありますが、耳鳴りが続くときや聞こえにくさがあるときは、まず医療機関での検査が大切です。肩こり・首こりが気になる場合は、体のケアとしてお気軽にご相談ください。
つつじが岡整骨院・鍼灸院
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