なで肩で腕がしびれる?胸郭出口症候群となで肩の関係
「昔からなで肩で、腕がしびれたり重だるくなったりする」。そんな方は、なで肩と腕の不調が関係していることがあります。腕のしびれやだるさを招くとされる「胸郭出口症候群」は、なで肩の方に見られやすいといわれています。ここでは、なで肩と胸郭出口症候群の関係についてご紹介します。
■ なで肩とは
なで肩とは、肩が左右に向かってなだらかに下がっている肩の形のことです。生まれつきの体型や、首が長くほっそりした体つきの方に見られやすいとされます。見た目の特徴であり、それ自体が悪いわけではありませんが、腕の不調と関わることがあります。
■ なぜなで肩で腕がしびれやすいのか
首から腕へ向かう神経や血管は、首の付け根から鎖骨、胸の上のあたりの、骨や筋肉のすき間を通っています。なで肩では、肩が下に引っ張られることで、このすき間が狭くなったり、神経や血管が引っ張られたりしやすくなると考えられています。これにより、腕や手のしびれ・だるさがあらわれることがあり、これを胸郭出口症候群と呼びます。
■ 見られやすい症状
・腕や手のしびれ、だるさ、重さ
・腕を上げたとき(つり革、洗濯物を干すなど)に症状が強くなる
・手が冷たく感じる、力が入りにくい
・首や肩、肩甲骨まわりのこり
症状の出方には個人差があり、ほかの原因のこともあります。気になるときは医療機関で相談してください。
■ 自分でできる対策
1. 肩を支える筋肉を使う
肩甲骨を軽く引き上げ、寄せる運動で、下がりやすい肩を支える筋肉を働かせましょう。
2. 重い荷物・片側の負担を減らす
なで肩の方は肩掛けカバンがずり落ちやすく、無意識に肩に力が入ることも。荷物は軽く、左右均等に。
3. 姿勢を整える
巻き肩・猫背を避け、胸を軽く開いて肩を安定させます。
4. 腕を上げ続けない
腕を上げる作業はこまめに休憩を。
しびれが強いときは、無理をせず医療機関で相談してください。
■ 整骨院・鍼灸院でできること
当院では、なで肩に関わる首や肩、肩甲骨まわりのこり、姿勢のバランスを確認し、負担の少ない手技で筋肉をゆるめ、肩を支えやすい状態へ整えるサポートを行っています。日常の姿勢や動作の工夫もお伝えします。ただし、診断や治療はできないため、しびれが強い・続く場合は整形外科などの受診をおすすめします。
■ 早めに医療機関を受診していただきたいサイン
・腕や手のしびれ、力の入りにくさが続く、強くなる
・手の筋肉がやせてきた
・腕や手の色が白く・紫色になる、強く冷たい、腫れる
・首や肩を動かすと強い痛みがある
■ まとめ
なで肩は、肩が下に引っ張られることで神経や血管の通り道が狭くなりやすく、腕のしびれ・だるさ(胸郭出口症候群)と関わることがあります。肩を支える筋肉を使い、姿勢を整えることが対策になります。しびれが強い・続くときは医療機関へ。腕のしびれや肩のつらさが気になる方は、お気軽にご相談ください。
つつじが岡整骨院・鍼灸院
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