子ども・学生のスマホ首に注意|首の痛みと親ができること
スマートフォンやタブレット、ゲーム機を使う時間が増え、子どもや学生の「スマホ首(ストレートネック)」や首・肩のこりが、以前より早い年代で見られるようになってきたといわれています。成長期の体だからこそ、早めに姿勢の習慣を見直すことが大切です。ここでは、子ども・学生の首の不調と、ご家庭でできる工夫についてご紹介します。
■ スマホ首(ストレートネック)とは
スマホ首とは、スマートフォンなどを見るときの、頭が前に出てうつむいた姿勢が続くことで、本来ゆるやかにカーブしている首の骨がまっすぐに近づいた状態を指す一般的な呼び名です。頭は体の中でも重く、前に傾くほど首への負担が大きくなります。首や肩のこり、頭の重さ、集中力の低下などにつながることがあります。
■ 子ども・学生に増えている背景
1. スマートフォン・ゲームの長時間使用
画面を近くで見下ろす姿勢が、長時間続きやすくなっています。
2. 勉強時の前かがみ姿勢
机に覆いかぶさるような姿勢や、ノートに顔を近づける姿勢も、首に負担をかけます。
3. 運動不足
外で体を動かす時間が減ると、姿勢を支える筋力が育ちにくくなります。
■ 見られやすいサイン
・「首や肩がこる」「頭が重い」と訴える
・猫背で、頭が前に出ている
・画面を見るとき、顔がかなり下を向いている
・目が疲れやすい、集中が続きにくい
これらはほかの原因のこともあります。気になる場合は、無理に判断せず、必要に応じて医療機関に相談しましょう。
■ ご家庭でできる工夫
1. 画面は目の高さに近づける
スマートフォンやタブレットを、下に向けて見るのではなく、目の高さに近づけて見るよう声をかけましょう。
2. 時間を決めて休憩をとる
30分に一度は画面から目を離し、首や肩を動かす、遠くを見るといった休憩を習慣にしましょう。
3. 勉強机まわりを整える
椅子と机の高さを合わせ、背もたれに背中をつけて座れるようにします。ノートや本は、顔を近づけすぎない位置に。
4. 外遊びや運動の時間をつくる
体を動かすことは、姿勢を支える筋力やバランスを育てる助けになります。
5. 親子で一緒に姿勢を意識する
大人がよい姿勢を見せることも、子どもにとって自然な見本になります。
■ 叱るより、一緒に工夫を
姿勢について、つい注意したくなりますが、叱るだけでは続きにくいものです。「画面を目の高さにしようね」「少し休憩しよう」と、具体的に、一緒に取り組む声かけが続けやすくなります。
■ 整骨院・鍼灸院でできること
当院では、お子さんの体の状態に合わせて、首や肩のこり、姿勢のバランスを確認し、負担の少ない手技でサポートすることができます。ご家庭での姿勢の工夫や、生活習慣についてもアドバイスいたします。ただし、病気の診断や治療はできないため、強い痛みやしびれがある場合は医療機関での受診をおすすめします。
■ 早めに医療機関を受診していただきたいサイン
次のような場合は、姿勢のせいと決めつけず、早めに医療機関を受診してください。
・腕や手のしびれ、力の入りにくさがある
・首の強い痛みが続く
・頭痛やめまい、吐き気を伴う
・転倒や事故の後に痛みが出た
・背骨の曲がりや、左右の肩の高さの差が気になる
■ まとめ
子ども・学生のスマホ首や首の不調は、画面の長時間使用や前かがみの姿勢、運動不足などが背景になりやすいものです。画面を目の高さに近づける、こまめに休憩する、外で体を動かすといった工夫を、叱るのではなく親子で一緒に続けることが大切です。お子さんの姿勢や首のつらさが気になる方は、お気軽にご相談ください。
つつじが岡整骨院・鍼灸院
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