逆流性食道炎とは?症状・原因と、生活で気をつけたいこと

食後に胸やけがする、酸っぱいものが上がってくる、のどがイガイガする、胸のあたりがしみる感じがする——。こうした症状が続く場合、「逆流性食道炎」が関わっていることがあります。ここでは、逆流性食道炎とはどのようなものか、症状や原因、日常生活で気をつけたいことを、わかりやすくご紹介します。はじめにお伝えしておきたいのは、逆流性食道炎は医師による診断と治療が必要な病気だということです。気になる症状がある方は、まず医療機関を受診してください。

■ 逆流性食道炎とは
逆流性食道炎とは、胃の内容物や胃酸が食道へ逆流し、食道の粘膜が刺激されて、胸やけなどの症状が起こる状態です。通常、胃と食道の境目は、逆流を防ぐように働いていますが、さまざまな要因でこの働きが低下すると、逆流が起こりやすくなるといわれています。

■ 主な症状
・胸やけ(胸のあたりが焼けるような感じ)
・酸っぱいものや、苦いものが上がってくる感じ
・のどの違和感、イガイガ、つかえる感じ
・食後や横になったときに症状が出やすい
・咳が続く、声がかすれる
・みぞおちのあたりの不快感
症状の感じ方には個人差があり、人によってあらわれ方が異なります。

■ 逆流が起こりやすくなる要因
1. 食生活
食べすぎ、早食い、脂っこいものや刺激物、アルコール、カフェイン、炭酸などのとりすぎが関わることがあります。
2. 食後すぐに横になること
食後すぐに横になると、逆流が起こりやすくなります。
3. おなかへの圧(腹圧)
肥満、締めつける衣服、おなかに力がかかる姿勢などで、腹圧が高まると逆流しやすくなることがあります。
4. 前かがみ・猫背の姿勢
前かがみの姿勢が長く続くと、おなかが圧迫され、腹圧が高まりやすくなります。
5. 加齢やその他の要因
加齢による筋肉の働きの変化などが関わることもあります。

■ 生活で気をつけたいこと
逆流性食道炎は治療とあわせて、生活習慣の見直しが大切といわれています。
1. 食事の工夫
食べすぎを避け、よく噛んでゆっくり食べましょう。脂っこいもの、刺激物、アルコールなどは控えめに。
2. 食後すぐに横にならない
食後は2〜3時間ほど、横になるのを避けると安心です。
3. 寝るときの工夫
寝るときに上半身をやや高くすると、逆流が起こりにくくなることがあります。
4. おなかを締めつけない
きついベルトや衣服は避けましょう。
5. 姿勢を整える
前かがみ・猫背が続くと、おなかが圧迫されやすくなります。背すじを伸ばし、長時間同じ前かがみ姿勢を続けないようにしましょう。
これらは症状を和らげる助けになることがありますが、自己判断で市販薬を続けるのではなく、医療機関で相談することが大切です。

■ 整骨院・鍼灸院でできること(範囲について)
逆流性食道炎そのものは、整骨院・鍼灸院で診断・治療ができる病気ではありません。必ず医療機関での診断・治療を受けてください。そのうえで、当院は、前かがみ・猫背といった姿勢の崩れや、首・肩・背中のこりに対して、負担の少ない施術でサポートすることができます。姿勢を整えることは、おなかの圧迫を減らすという点で、生活上の工夫の一つになり得ます。姿勢や体の緊張が気になる方は、医療機関での治療とあわせて、体のケアとしてご相談ください。

■ 早めに医療機関を受診していただきたいサイン
次のような場合は、早めに医療機関(消化器内科など)を受診してください。
・胸やけや胸の不快感が続く、繰り返す
・飲み込みにくい、食べ物がつかえる、むせる
・体重が減ってきた
・黒い便が出る、吐いたものに血が混じる
・胸の強い痛みがある(この場合は早急に受診してください)
これらは、逆流性食道炎以外の病気のサインである場合もあり、早い対応が大切です。

■ まとめ
逆流性食道炎は、胃酸などが食道へ逆流して症状が起こる病気で、医師による診断と治療が必要です。食事や食後の過ごし方、寝方、姿勢といった生活の工夫が、症状を和らげる助けになることがあります。気になる症状がある場合は、まず医療機関を受診してください。前かがみ・猫背などの姿勢や体のこりが気になる方は、治療とあわせて、体のケアとしてお気軽にご相談ください。

つつじが岡整骨院・鍼灸院
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