腕を上げる仕事・趣味で腕がしびれる|胸郭出口症候群と動作の関係
仕事や趣味で腕を上げる動作が多い方の中に、「腕がしびれる」「だるくて重い」と感じる方がいらっしゃいます。腕を上げたときに症状が強くなるのは、「胸郭出口症候群」の特徴の一つです。ここでは、腕を上げる動作と腕のしびれの関係についてご紹介します。
■ なぜ腕を上げると症状が出やすいのか
首から腕へ向かう神経や血管は、鎖骨や胸の上のあたりのすき間を通っています。腕を上げると、このすき間が狭くなりやすく、神経や血管が圧迫・けん引されやすくなります。そのため、腕を上げた姿勢を続ける・繰り返す動作で、しびれやだるさが出やすくなるのです。
■ 症状が出やすい仕事・趣味の例
・美容師、理容師(腕を上げてのカットやブロー)
・調理、盛り付けなどの立ち作業
・塗装、電気工事、天井の作業など腕を上げる仕事
・楽器の演奏(ヴァイオリン、ギターなど)
・洗濯物を干す、高い場所の掃除などの家事
・スポーツ(腕を上げる動作の多い競技)
これらはあくまで例で、当てはまるから必ず症状が出るわけではありません。
■ 見られやすい症状
・腕を上げる作業中・後の、腕や手のしびれ、だるさ
・手が冷たい、力が入りにくい
・首や肩、肩甲骨まわりのこり
気になるときは、自己判断せず医療機関で相談してください。
■ 作業中の工夫
1. こまめに腕を下ろす・休憩する
腕を上げ続けず、合間に腕を下ろして休める時間をつくりましょう。
2. 作業の高さを見直す
できる範囲で、腕を上げすぎない高さに道具や作業位置を調整します。
3. 肩をゆるめる
休憩中に肩を回し、肩甲骨を動かして緊張を和らげます。
4. 姿勢を整える
巻き肩・猫背を避け、胸を開く姿勢を意識します。
しびれが強いときは、作業を続けず医療機関で相談してください。
■ 整骨院・鍼灸院でできること
当院では、腕のしびれに関わる首や肩、肩甲骨まわりのこり、姿勢のバランスを確認し、負担の少ない手技でゆるめるサポートを行っています。お仕事や趣味の動作に合わせた、休憩や姿勢の工夫もお伝えします。ただし、診断や治療はできないため、しびれが強い・続く場合は整形外科などの受診をおすすめします。
■ 早めに医療機関を受診していただきたいサイン
・腕や手のしびれ、力の入りにくさが続く、強くなる
・手の筋肉がやせてきた
・腕や手の色が変わる、強く冷たい、腫れる
・首や肩を動かすと強い痛みがある
■ まとめ
腕を上げる仕事や趣味で腕がしびれるのは、腕を上げた姿勢で神経や血管の通り道が狭くなりやすいためです(胸郭出口症候群)。こまめに腕を下ろして休む、作業の高さや姿勢を見直すことが対策になります。しびれが強い・続くときは医療機関へ。腕のしびれや肩のつらさが気になる方は、お気軽にご相談ください。
つつじが岡整骨院・鍼灸院
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