朝起きると腕がしびれる|寝る姿勢と胸郭出口症候群
朝起きたときに腕がしびれている、手に力が入りにくい——。一時的にすぐ治まることが多いですが、繰り返す場合は、寝ている間の姿勢が関わっていることがあります。腕のしびれを招くとされる「胸郭出口症候群」も、寝る姿勢がきっかけになることがあります。ここでは、寝る姿勢と腕のしびれの関係についてご紹介します。
■ 寝る姿勢が腕のしびれに関わる理由
首から腕へ向かう神経や血管は、鎖骨や胸の上のあたりを通っています。寝ている間に、腕を頭の上に上げた姿勢や、腕を体の下に敷いた姿勢が続くと、この神経や血管が圧迫・けん引されやすくなります。長時間同じ姿勢が続く睡眠中は、特に影響が出やすい時間帯です。
■ しびれを招きやすい寝る姿勢
・腕を頭の上(バンザイ)に上げて寝る
・腕を体の下に敷いて寝る
・うつ伏せで、腕や首をねじって寝る
・横向きで、下側の腕に体重がかかり続ける
これらの姿勢が続くと、朝のしびれにつながりやすくなります。
■ 見られやすい症状
・朝起きたときの腕や手のしびれ、だるさ
・腕を上げたときに症状が強くなる
・手が冷たい、力が入りにくい
・肩や肩甲骨まわりのこり
繰り返す・強い場合は、医療機関で相談してください。
■ 寝方の工夫
1. 腕を自然な位置に
腕は頭の上に上げず、体の少し横に自然に置いて寝ましょう。
2. 抱き枕を使う
横向きで寝る場合は、抱き枕を腕で軽く抱えると、腕や肩が落ち込みにくくなります。
3. 枕の高さを合わせる
枕が合わないと首に負担がかかります。首を自然に支える高さに整えましょう。
4. うつ伏せを避ける
うつ伏せは首や腕をねじりやすいため、できるだけ避けましょう。
5. 日中の姿勢も整える
巻き肩・猫背を避け、胸を開く姿勢を意識します。
しびれが強いときは、無理をせず医療機関で相談してください。
■ 整骨院・鍼灸院でできること
当院では、腕のしびれに関わる首や肩、肩甲骨まわりのこり、姿勢のバランスを確認し、負担の少ない手技でゆるめるサポートを行っています。寝る姿勢や枕の工夫についてもアドバイスいたします。ただし、診断や治療はできないため、しびれが強い・続く場合は整形外科などの受診をおすすめします。
■ 早めに医療機関を受診していただきたいサイン
・腕や手のしびれ、力の入りにくさが続く、強くなる
・手の筋肉がやせてきた
・腕や手の色が変わる、強く冷たい、腫れる
・ろれつが回らない、顔や片側の手足のまひを伴う(この場合はすぐ受診)
■ まとめ
朝の腕のしびれは、腕を上げて寝る・体の下に敷くなど、寝ている間の姿勢が関わることがあります(胸郭出口症候群)。腕を自然な位置に置き、枕を整え、うつ伏せを避けることが対策になります。繰り返す・強いしびれは医療機関へ。朝の腕のしびれや肩のつらさが気になる方は、お気軽にご相談ください。
つつじが岡整骨院・鍼灸院
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