妊娠中・産後に腕がしびれる|体の変化と胸郭出口症候群
妊娠中や産後に、腕や手がしびれる・だるいと感じる方がいらっしゃいます。この時期は体が大きく変化し、姿勢や体の使い方も変わるため、腕の不調があらわれやすくなることがあります。腕のしびれを招くとされる「胸郭出口症候群」も、その一つです。ここでは、妊娠・産後の体の変化と腕のしびれの関係についてご紹介します。
■ なぜこの時期に腕がしびれやすいのか
妊娠中は、体重の変化や、おなかが大きくなることによる姿勢の変化、体のバランスの変化が起こります。産後は、授乳や抱っこなどで前かがみ・巻き肩の姿勢が増え、腕を使う場面も多くなります。こうした体の変化や姿勢によって、首から腕へ向かう神経や血管の通り道が狭くなり、しびれやだるさが出やすくなることがあります。
※妊娠中・産後は、むくみによる手のしびれ(手首での神経の圧迫など)など、別の原因のことも多いため、まずは医療機関での相談が大切です。
■ 見られやすい症状
・腕や手のしびれ、だるさ
・抱っこや授乳のときに、腕や肩がつらい
・腕を上げたときに症状が強くなる
・肩こり、首のこり
感じ方には個人差があります。気になるときは自己判断せず、医療機関で相談してください。
■ 無理のない工夫
1. 抱っこ・授乳の姿勢を見直す
前かがみになりすぎないよう、クッションなどで高さを調整し、肩の力を抜きましょう。
2. 肩をゆるめる
肩を回す、肩甲骨を動かすなど、無理のない範囲で緊張を和らげます。
3. 片側に負担をかけない
抱っこや荷物は、できるだけ左右均等に。
4. 休めるときに休む
体を休める時間を意識して確保しましょう。
※妊娠中・産後は、運動やケアを行う前に、必ず医師に相談してください。
■ 整骨院・鍼灸院でできること
当院では、肩や首、肩甲骨まわりのこり、姿勢のバランスを確認し、負担の少ない手技でゆるめるサポートを行っています。妊娠中・産後の施術については、お体の状態を最優先に、医師の許可や体調を確認したうえで、無理のない範囲で対応します。まずはご相談ください。診断や治療はできないため、しびれが強い・続く場合は医療機関での受診をおすすめします。
■ 早めに医療機関を受診していただきたいサイン
・腕や手のしびれ、力の入りにくさが続く、強くなる
・手の強いむくみを伴う
・腕や手の色が変わる、強く冷たい、腫れる
・頭痛やむくみ、血圧の変化など、気になる症状を伴う(妊娠中は特に早めに相談を)
■ まとめ
妊娠中・産後の腕のしびれは、体の変化や姿勢、育児の動作が関わることがあります(胸郭出口症候群)。ただし、むくみなど別の原因のことも多いため、まずは医療機関で相談することが大切です。抱っこや授乳の姿勢を見直し、無理なく肩をゆるめることが助けになります。腕のしびれや肩のつらさが気になる方は、体調に合わせてお気軽にご相談ください。
つつじが岡整骨院・鍼灸院
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