中腰作業が多くて腰が痛い|原因と、腰を守る姿勢・対策

農作業や介護、調理、製造、荷物の積み下ろし、家事など、中腰での作業が多い方は、腰の痛みに悩まされやすいものです。中腰は、腰にとって負担の大きい姿勢の一つです。ここでは、中腰作業で腰が痛くなる理由と、腰を守るための工夫をご紹介します。

■ なぜ中腰は腰に負担がかかるのか
背すじを伸ばして立っているときより、前かがみ・中腰になると、腰にかかる負担は大きく増えるといわれています。中腰では、上半身の重みを腰の筋肉や背骨で支え続けることになり、腰の一点に負担が集中します。これが長時間・繰り返し続くと、腰の筋肉が疲れ、痛みやこわばりにつながります。

■ 中腰作業で腰を痛めやすいパターン
・長時間、中腰のまま作業を続ける
・中腰で、ひねりながら物を扱う
・中腰のまま、重いものを持ち上げる
・休憩をとらず、同じ姿勢を続ける
特に「中腰+ひねり+重いもの」が重なると、腰を痛めやすくなります。

■ 腰を守る体の使い方・作業の工夫
1. 膝を曲げて腰を落とす
低い位置の作業や物を持つときは、腰だけを曲げず、膝を曲げて腰を落とし、体全体で行いましょう。
2. 物は体に近づけて持つ
重いものは体に引き寄せて持つと、腰への負担が減ります。
3. 作業の高さを見直す
できる範囲で、作業台や道具の高さを調整し、中腰になりすぎないようにします。
4. こまめに姿勢を変える・休憩する
同じ姿勢を続けず、ときどき腰を伸ばし、休憩をとりましょう。
5. ひねりながらの動作を避ける
物を移すときは、足ごと向きを変え、腰だけでひねらないようにします。

■ セルフケア
・作業の合間に、腰をゆっくり反らす・伸ばす
・入浴で腰を温め、血の巡りを促す
・腰やお腹まわりの筋肉を、無理のない範囲で保つ
痛みが強いときは無理に動かさず、安静にしてください。

■ 整骨院・鍼灸院でできること
当院では、腰痛に関わる腰や骨盤、背骨のバランス、筋肉の緊張、体の使い方を確認し、負担の少ない手技で緊張をゆるめることを行っています。お仕事の作業内容に合わせた、腰を守る姿勢や動作の工夫もお伝えします。ただし、病気の診断や治療はできないため、強い痛みやしびれが続く場合は医療機関での相談をおすすめします。

■ 早めに医療機関を受診していただきたいサイン
次のような場合は、作業のせいと決めつけず、早めに医療機関を受診してください。
・足のしびれや力の入りにくさを伴う
・排尿や排便に違和感がある
・安静にしていても強く痛む、夜も眠れない
・発熱や体重減少を伴う
・急に強い痛みが出て動けない

■ まとめ
中腰作業の腰痛は、前かがみ・中腰姿勢で腰に負担が集中することが原因です。膝を曲げて腰を落とす、物は体に近づける、作業の高さを見直す、こまめに休憩するといった工夫で、腰を守ることができます。強い痛みやしびれを伴うときは医療機関へ。中腰作業による腰のつらさが気になる方は、お気軽にご相談ください。

つつじが岡整骨院・鍼灸院
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