尿漏れが気になる方へ|骨盤底筋とEMSによる骨盤底筋ケアという選択肢
くしゃみや咳をしたとき、重いものを持ったとき、運動したときに、ちょっとした尿漏れが気になる——。こうした悩みは、人に相談しづらく、ひとりで抱えている方も少なくありません。尿漏れには「骨盤底筋(こつばんていきん)」という筋肉が関わっていることがあります。ここでは、骨盤底筋と尿漏れの関係、そしてEMSによる骨盤底筋ケアという選択肢についてご紹介します。はじめに、尿漏れには医療機関での相談が大切な場合もあることをお伝えしておきます。
■ 骨盤底筋とは
骨盤底筋とは、骨盤の底にハンモックのように広がり、膀胱や子宮、腸などの臓器を下から支えている筋肉です。排尿をコントロールする働きにも関わっています。この筋肉がしっかり働いていると、おなかに力がかかったときにも、尿漏れが起こりにくいと考えられています。
■ なぜ尿漏れが起こるのか
くしゃみや運動など、おなかに力がかかったときに起こる尿漏れは、骨盤底筋のゆるみと関わることが多いといわれています。骨盤底筋がゆるむ要因としては、次のようなものがあります。
・出産による負担
・加齢による筋力の低下
・運動不足
・肥満や、おなかに力がかかる習慣
なお、尿漏れにはいくつかのタイプがあり、原因もさまざまです。急に始まった、量が多い、痛みや血が混じるといった場合は、別の原因が考えられるため、まず医療機関(泌尿器科・婦人科など)で相談することが大切です。
■ 骨盤底筋は、自分では意識しにくい
骨盤底筋は体の奥にあり、自分で意識して動かすのが難しい筋肉です。骨盤底筋体操(肛門や膣を締める運動)が知られていますが、「正しく力が入っているかわからない」「続けにくい」という方も少なくありません。
■ EMSによる骨盤底筋ケアという選択肢
こうした「自分では鍛えにくい」「続けにくい」という場面で、骨盤底筋トレーニングを補助する選択肢の一つが、EMS機器です。EMSとは、筋肉に微弱な電気的刺激を与えて筋肉を収縮させる仕組みで、自分では意識しにくい筋肉にも働きかけやすいとされています。座った姿勢のまま、骨盤底筋まわりにアプローチできるものもあります。
これはあくまでトレーニングを補助する選択肢であり、これだけで尿漏れがなくなるというものではありません。効果の感じ方には個人差があります。
■ どのような方に向いている可能性があるか
・くしゃみや運動で、ちょっとした尿漏れが気になる
・産後、骨盤まわりの変化が気になる
・骨盤底筋体操が、うまくできているか自信がない
・運動が続けにくい
一方で、体の状態によっては、EMSの使用が適さない場合があります。持病のある方、体内に医療機器(ペースメーカーなど)を使用している方、妊娠中の方などは、事前に必ずご相談ください。実施の可否は、お一人おひとりの状態を確認したうえで判断します。
■ 日常で意識したいこと
・おなかに力がかかる動作(重いものを持つなど)のとき、骨盤底を意識する
・便秘を避け、いきみすぎないようにする
・体重が気になる場合は、無理のない範囲で見直す
・骨盤底筋体操を、無理なく続ける
■ つつじが岡整骨院・鍼灸院でできること
当院は、骨盤のバランスを整える負担の少ない施術を大切にしています。骨盤まわりの状態や姿勢を確認し、EMSを活用する場合も、お体の状態を確認したうえで、適した使い方をご案内します。人に相談しづらい悩みだからこそ、一度ご相談ください。ただし、尿漏れそのものの診断・治療はできないため、医療機関での相談とあわせてご利用いただくのが安心です。
■ 早めに医療機関を受診していただきたいサイン
次のような場合は、まず医療機関(泌尿器科・婦人科など)を受診してください。
・尿漏れが急に始まった、量が多い
・排尿時の痛みや、尿に血が混じる
・尿が出にくい、残る感じがある
・発熱を伴う
・日常生活に大きく支障が出ている
■ まとめ
くしゃみや運動での尿漏れは、骨盤底筋のゆるみと関わることがあります。骨盤底筋は自分では鍛えにくいため、EMSはトレーニングを補助する選択肢の一つになり得ます。効果には個人差があり、これだけで解消するものではありませんが、日常の工夫や体のケアとあわせて取り入れることができます。人に相談しづらい尿漏れのお悩みも、お気軽にご相談ください(尿漏れが続く場合は医療機関の受診もおすすめします)。
つつじが岡整骨院・鍼灸院
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