「また聞き返してしまった」その申し訳なさに寄り添う|聞こえにくさとコミュニケーションの悩み、周囲ができる配慮を解説|仙台市宮城野区 つつじが岡整骨院
聞こえにくさという症状は、医学的な問題であると同時に、人と人との関わり方にも、静かに影響を及ぼしていくことがあります。「また聞き返してしまった」「せっかく話しかけてもらったのに」――そんな申し訳なさを、心の中に抱えていらっしゃる方も、いらっしゃるのではないでしょうか。今回はつつじが岡整骨院が、聞こえにくさによるコミュニケーション上の悩みと、周囲の方ができる配慮について解説します。
「聞き返すのが申し訳ない」という気持ち
会議に出席した時や打ち合わせ時に聞き取りにくくても、何度も聞き直せない場合があり、仕事に支障がでることさえあります。一度なら聞き返せても、二度、三度と続くと、「またか」と思われるのではないか、相手の時間を奪ってしまっているのではないか、という気持ちが生まれ、だんだんと聞き返すこと自体を諦めてしまう、という方も少なくありません。
その結果、聞こえていないまま話を終わらせてしまい、後から内容がわからず困る、という悪循環につながることもあります。
「家族との会話が減った」という寂しさ
意外に思われるかもしれませんが、ご家族や職場の同僚などの近しい人たちとの会話だと、知らない人との会話よりもさらにイライラが募ります。伝わらないもどかしさから、長年築いてきた信頼関係にひびが入ってしまう場合さえあります。
親しい間柄だからこそ、「何度も同じことを聞くのは申し訳ない」「相手を煩わせたくない」という気持ちが強くなり、会話そのものを避けるようになってしまうことがあります。一方で、聞こえにくさに自覚がない場合、聞き取れないことへのもどかしさが、つい相手への苛立ちとして表れてしまうこともあり、双方にとって、つらい状況が生まれやすいのです。
「病院で説明を聞き取るのが難しい」という切実な悩み
医療機関での診察は、専門的な言葉が使われることも多く、聞き取れないことが、そのままご自身の健康管理に関わる不安につながりやすい場面です。「先生の説明が早口でよく聞き取れなかったけれど、聞き返すタイミングを逃してしまった」という経験がある方もいらっしゃるかもしれません。大切な説明を十分に理解できないまま診察が終わってしまうことは、大きな不安を残す原因になり得ます。
ここからは、周囲の方にできる配慮についてお伝えします
聞こえにくさとのコミュニケーションは、ご本人だけの努力で解決するものではありません。周囲の方の、ちょっとした配慮によって、大きく変わることがあります。
配慮①:正面から、表情が見えるように話す
聞こえに困らない人も、騒がしい場所では無意識のうちに、相手の顔や口元を見てことばを判断していることがあります。マスクを着用して会話をする機会が多いですが、聞こえにくい方と話すときは、特に、正面からお互いの表情が少しでも見えるように心がけてください。横や後ろから話しかけるのではなく、正面に回って、口の動きや表情が見える状態で話しかけることが、大きな助けになります。
配慮②:静かな環境を整える
雑音が多いと聞こえにくいため、テレビを消すなどして、できるだけ静かな環境を整えます。表情や口の形がよく見えるよう、明るい場所を選びましょう。家庭内で会話をするときは、テレビやラジオ等の音はなるべく小さくして、ことばが聞きとりやすくなるよう配慮してください。大切な話をするときは、テレビを消す、静かな部屋に移動するといった、ひと手間が効果的です。
配慮③:適度な距離感で、ゆっくり、はっきりと
近づいて話すと聞こえやすくなりますが、近づきすぎると不愉快に感じることもありますので、一定の距離を保つとよいでしょう。補聴器をつけている場合は、1〜2mほどの距離が理想的といわれています。声の大きさだけでなく、話すスピードにも配慮し、ゆっくり、はっきりと話しかけることも大切です。
配慮④:必要に応じて、文字で伝える
言葉だけで伝わらないときは、ペンと紙などを使って文字化したり図に書いて説明する筆談もひとつの方法です。特に、病院での大切な説明、専門的な内容を伝える場面では、口頭だけでなく、メモやメモアプリを使って書き添えることで、聞き取れなかった部分を補うことができます。
配慮⑤:話題が変わるときは、一言添える
会話が難しくなるのは、話すスピードが速い、部屋がうるさい、文の途中で話題が変わる、などの理由があるからです。「話が変わるけど」「次は〇〇の話なんだけど」というように、話題の切り替わりを一言添えるだけでも、聞き取りやすさが大きく変わります。
病院での診察時にできる工夫
医療機関を受診する際は、聞き取れなかった部分を後で確認できるよう、メモを取る、あるいはご家族に付き添ってもらうといった工夫も有効です。大切な説明は、可能であれば紙に書いてもらうよう、お願いしてみるのも一つの方法です。「聞き取れなかったので、もう一度お願いします」と伝えることは、決して失礼なことではなく、正確な理解のために必要なお願いです。
コミュニケーションは、お互いの歩み寄りで作られるものです
聞こえにくい方も、周囲の方も、お互いに歩み寄りながら、より良い関係性を築いていくことが大切です。聞こえにくさは、決して聞く側だけの問題ではなく、話す側の話し方や環境によっても、大きく変わるものです。この記事が、双方にとって、少しでも歩み寄るきっかけになればと思います。
つつじが岡整骨院のアプローチ
当院は難聴を診断・治療する施設ではありません。聞こえにくさそのものについては、耳鼻咽喉科での検査・相談をおすすめします。当院では、体調管理の面で、日々のサポートをさせていただきます。
ボキボキする矯正は行いません。体への負担が少ないやさしい施術ですので、どうぞ安心してご相談ください。
まとめ:小さな配慮の積み重ねが、コミュニケーションを支えます
聞き返すことへの申し訳なさ、家族との会話が減る寂しさ、病院での説明の聞き取りにくさ――こうした悩みは、決してご本人だけの努力で解決するものではありません。正面から話す、静かな環境を整える、必要に応じて文字で伝えるといった、周囲のちょっとした配慮が、大きな支えになります。
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