寝違えで首が回らない|原因と早く楽にするための対処法

朝起きたら首が回らない、ふり向こうとすると首や肩に激しい痛みが走る。こうした「寝違え」は、多くの方が一度は経験する、つらい首の不調です。ここでは、寝違えが起こる原因と、早く楽にするための対処、やってはいけないことをわかりやすくご紹介します。

■ 寝違えとは
寝違えとは、睡眠中の無理な姿勢などによって、首から肩にかけての筋肉やその周辺に負担がかかり、朝起きたときに首を動かすと痛む状態のことです。正式な病名ではなく、一般的な呼び名です。軽いものは数日で和らぐことが多いですが、痛みが強い、長引くといった場合は注意が必要です。

■ 寝違えが起こりやすい原因
1. 不自然な寝姿勢
枕が合っていない、ソファで寝てしまった、腕を体の下に敷いたままなど、首に無理な角度が続くと起こりやすくなります。
2. 日中の首・肩の疲れ
デスクワークやスマートフォンで首や肩が疲れていると、寝ている間に回復しきれず、寝違えにつながることがあります。
3. 冷え
寝ているときに首や肩が冷えると、筋肉がこわばりやすくなります。
4. 疲労やお酒
強い疲れや飲酒の後は、寝返りが減り、同じ姿勢が続きやすくなります。

■ 寝違えたときの対処
1. まずは安静に
痛む動きは無理に行わず、首を安静に保ちましょう。痛みを我慢して動かすと、かえって長引くことがあります。
2. 強く揉んだりしない
痛い部分を強く揉んだり、グイグイ押したりするのは避けてください。炎症がある場合、かえって悪化することがあります。
3. 痛みが強い最初のうちは冷やす
ズキズキと強く痛む、熱を持っているように感じる最初の時期は、冷やすと楽になることがあります。保冷剤をタオルで包み、短時間当てましょう。
4. 落ち着いてきたら温める
強い痛みが引いてきたら、今度は温めて血の巡りを促すと、こわばりが和らぎやすくなります。
5. 無理のない範囲で少しずつ動かす
痛みが和らいできたら、痛くない範囲でゆっくり首を動かし、固まらないようにします。

■ やってはいけないこと
・痛いのに無理に首を回す、ストレッチする
・痛い部分を強く揉む
・長時間、同じ姿勢で過ごす
これらは、かえって回復を遅らせることがあります。

■ 整骨院・鍼灸院でできること
当院では、寝違えによる首や肩の筋肉の緊張、炎症の状態、姿勢のバランスを確認し、負担の少ない手技で周囲の緊張を和らげることを行っています。痛む部分を無理に動かすことはせず、状態に合わせて丁寧に対応し、再発を防ぐための枕選びや姿勢の工夫もお伝えします。ただし、病気の診断や治療はできないため、強い痛みが続く場合は医療機関での相談をおすすめします。

■ 早めに医療機関を受診していただきたいサイン
次のような場合は、ただの寝違えと決めつけず、早めに医療機関を受診してください。
・腕や手のしびれ、力の入りにくさを伴う
・強い痛みが数日たっても和らがない、悪化する
・発熱を伴い、首を前に曲げると強く痛む
・頭痛や吐き気を伴う
・転倒や事故の後に起きた
これらは別の原因が隠れている場合もあるため、専門の医師の診察が必要です。

■ まとめ
寝違えは、不自然な寝姿勢や日中の疲れ、冷えなどが重なって起こりやすくなります。痛む最初の時期は冷やして安静にし、落ち着いてきたら温める、無理に動かさない・強く揉まないことが大切です。痛みが強い、しびれを伴う、長引くといった場合は、医療機関を受診してください。首のつらさが気になる方は、お気軽にご相談ください。

つつじが岡整骨院・鍼灸院
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