後頭部が痛いのはなぜ?考えられる原因と対処、注意したいサイン

頭の後ろ、うなじの少し上あたりが痛い、重い、ときどきズキッとする。こうした「後頭部の痛み」は、首や肩のこりと関わって起こることが多い一方で、まれに注意が必要な場合もあります。ここでは、後頭部が痛くなる主な原因と、自宅でできる対処、そして見逃してはいけないサインについてわかりやすくご紹介します。

■ 後頭部が痛くなる主な原因
1. 首や肩の筋肉の緊張
後頭部の痛みで最も多いのが、首や肩の筋肉の緊張によるものです。デスクワークやスマートフォンのうつむき姿勢で、首の後ろの筋肉が緊張し続けると、その張りが後頭部に広がり、締めつけられるような重い痛みとして感じられます。
2. 姿勢の崩れ
猫背や巻き肩、頭が前に出た姿勢は、首の後ろに負担をかけ、後頭部の痛みにつながりやすくなります。
3. 目の疲れ
長時間、画面や細かい文字を見続けると、目の疲れが後頭部の緊張につながることがあります。
4. ストレスや疲れ、睡眠不足
心身の緊張が続くと、後頭部や首のこわばりを感じやすくなります。
5. 後頭部を通る神経への刺激
首の筋肉のこわばりなどによって、後頭部を通る神経が刺激されると、ズキッとした痛みや、ピリピリした感覚が出ることがあるといわれています。
6. 冷え
首や後頭部が冷えると、筋肉がこわばりやすくなります。

■ 自宅でできる対処
1. 首の後ろを温める
蒸しタオルや入浴で首の後ろを温めると、血の巡りが促され、こわばりがゆるみやすくなります。
2. 首・肩をゆっくり動かす
首を左右にゆっくり倒す、肩を回すなど、無理のない範囲で動かして緊張を和らげましょう。痛みが強いときは無理をしないでください。
3. 姿勢を整える
スマートフォンは目の高さに近づけ、パソコンの画面位置を整え、こまめに姿勢を変えましょう。
4. 目を休める
画面を見続けたら、遠くを眺めて目を休め、目のまわりを温めるのも効果的です。
5. 休息をとる
疲れやストレスがたまっているときは、無理をせず休み、睡眠を十分にとりましょう。

■ すぐに医療機関を受診していただきたい危険なサイン
後頭部の痛みの多くは筋肉や姿勢によるものですが、中には緊急の対応が必要な場合もあります。次のような場合は、すぐに医療機関(救急を含む)を受診してください。
・突然、後頭部をバットで殴られたような激しい痛みが起きた
・これまで経験したことのない強い頭痛
・手足のまひやしびれ、ろれつが回らない、物が二重に見える
・発熱や首の硬直を伴い、首を前に曲げると強く痛む
・意識がもうろうとする、嘔吐を繰り返す
・頭を打った後に痛みが出た、または悪化する
特に「突然の激しい後頭部の痛み」は、重大な病気のサインである場合があり、ためらわず受診することが大切です。

■ 整骨院・鍼灸院でできること
当院では、後頭部の痛みに関係しやすい首や肩のこり、姿勢の崩れ、体の緊張を確認し、負担の少ない手技で筋肉をゆるめることを行っています。首や肩の緊張を和らげることは、こりに伴う後頭部の重さと向き合う助けになる場合があります。ただし、頭痛や病気の診断・治療はできないため、強い痛みや、上記の危険なサインがある場合は、医療機関を受診してください。

■ まとめ
後頭部の痛みは、首や肩の筋肉の緊張や姿勢の崩れ、目の疲れなどが関わって起こることが多いものです。首の後ろを温める、姿勢を整える、目を休めるといった対処が役立つ場合があります。ただし、突然の激しい痛みや、まひ・しびれ・発熱などを伴う場合は、すぐに医療機関を受診してください。首や肩のこりに伴う後頭部のつらさが気になる方は、お気軽にご相談ください。

つつじが岡整骨院・鍼灸院
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