季節の変わり目に耳がつまる・こもる|耳の閉塞感と気圧・自律神経の関係

秋や季節の変わり目になると、「耳がつまった感じがする」「耳がこもって聞こえにくい」「飛行機に乗ったときのような違和感がある」と感じる方がいらっしゃいます。こうした「耳の閉塞感(へいそくかん)」は、気圧の変化や自律神経の乱れと関わることがあるといわれています。一方で、耳の病気が隠れている場合もあるため、注意が必要です。ここでは、耳の閉塞感と季節の変わり目の関係、そして大切な受診の目安についてご紹介します。

■ 耳の閉塞感とは
耳の閉塞感とは、耳の中がふさがれたような、つまったような感覚のことです。音がこもって聞こえる、自分の声が響く、圧迫される感じがするなど、感じ方はさまざまです。片方だけのこともあれば、両方のこともあります。

■ 季節の変わり目に起こりやすい理由
1. 気圧の変化
耳の奥には、鼓膜の内側の圧力を調整する仕組みがあります。気圧が大きく変化すると、この調整が追いつかず、耳がつまったように感じることがあります。トンネルや飛行機で耳がつまる感覚と、似た仕組みです。
2. 自律神経の乱れ
季節の変わり目の寒暖差などで自律神経が乱れると、耳の奥の調整や血の巡りに影響し、閉塞感を感じやすくなることがあるといわれています。
3. 首や肩のこり、あごまわりの緊張
首や肩、あごの周りの筋肉の緊張が、耳の違和感に関わることもあるとされています。
4. 鼻やのどの状態
鼻づまりや、のどの奥の状態も、耳の閉塞感に関係することがあります。

■ まず知っておいていただきたいこと
耳の閉塞感は、ここで挙げた以外に、耳の病気が原因のこともあります。特に、急に始まった閉塞感や、聞こえにくさ・耳鳴り・めまいを伴う場合は、早めの対応が必要なことがあります。耳の病気は、早く受診するかどうかで経過が変わることもあるため、自己判断せず、まず耳鼻科を受診することが大切です。

■ 自分でできる工夫(軽い場合)
軽い閉塞感で、耳鼻科で問題がないと確認できている場合には、次のような工夫が役立つことがあります。
1. つばを飲み込む・あくびをする
耳の奥の圧力の調整を促します。
2. 首や肩をゆるめる
肩を回す、首をゆっくり動かすなど、首肩の緊張を和らげましょう。
3. 体を温め、生活リズムを整える
自律神経を整えることが、季節の変わり目の不調の予防につながります。
4. 鼻を強くかみすぎない
強く鼻をかむと、耳に負担がかかることがあります。
無理に耳の奥に圧をかけるような方法は避けてください。

■ 整骨院・鍼灸院でできること
当院では、耳の閉塞感そのものを診断したり治療したりすることはできません。ただし、関わることがあるとされる首や肩、あごまわりのこり、姿勢の崩れ、体の緊張を確認し、負担の少ない手技でゆるめ、自律神経が整いやすい状態をサポートすることはできます。まず耳鼻科で検査を受けていただいた上で、首肩の緊張のケアとしてご相談いただければと思います。

■ 早めに耳鼻科などを受診していただきたいサイン
次のような場合は、季節のせいと決めつけず、できるだけ早く耳鼻科を受診してください。
・急に耳がつまった、急に聞こえにくくなった
・耳鳴りやめまい、ふらつきを伴う
・片方の耳だけに強い閉塞感や聞こえにくさがある
・耳の痛みや、耳だれを伴う
・発熱を伴う、または症状がだんだん強くなる
特に「急な聞こえにくさ」は、早めの受診が大切とされています。

■ まとめ
季節の変わり目の耳の閉塞感は、気圧の変化や自律神経の乱れ、首肩の緊張などが関わることがあります。ただし、耳の病気が隠れている場合もあるため、急な閉塞感や聞こえにくさ、めまいを伴うときは、まず耳鼻科を受診してください。耳鼻科で問題がないと確認できたうえで、首や肩のこり・体の緊張が気になる場合は、体のケアとしてお気軽にご相談ください。

つつじが岡整骨院・鍼灸院
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